唇用の表示と、洗い流し・拭き取りの要否を確認します。

リップスクラブの使い方|洗い流す・拭き取る・そのままの違い

tokila編集部

リップスクラブは、塗った後に洗い流すのでしょうか。それとも、そのままにしてよいのでしょうか。粒が入っている点は似ていても、塗り方も終え方も製品によって違います。まず唇に使える品であることを確かめ、使用後の工程まで読んでから取りかかりましょう。

ここでは、唇用スクラブの準備、スティックと指での扱い、洗い流しや拭き取り、保湿へつなぐ流れを整理します。皮を一度に全部取るための手順ではありません。ひび割れや出血、痛みがある唇を、スクラブで整えようとせず、使用上の注意に沿って対応してください。

1.唇用か、洗い流すかを先に読み分ける

手元の品の用途欄を見て、唇へ使えることを確認します。顔用や体用のスクラブを、粒が細かく見えるからという理由で唇へ転用しないでください。唇にも使える顔用の品であっても、顔への量や動かし方をそのまま当てはめず、唇の説明を別に読みます。

唇用の表示と、洗い流し・拭き取りの要否を確認します。
唇用の表示と、洗い流し・拭き取りの要否を確認します。

次に、塗った後の一文を探します。「洗い流す」「ぬれたコットンで拭き取る」「洗い流し・拭き取り不要」など、終え方が案内されています。スティックだから必ずそのまま、ジャーだから必ず水で流す、と容器だけで決めないことが大切です。

そのまま使う品の中には、やさしく塗るだけの方法があります。一方、指でなじませた後に取り除く品もあります。どちらが手軽かを比べる前に、今の一本に必要な動作を選びましょう。別の品で覚えたマッサージを、塗るだけの品へ追加する必要はありません。

使用頻度や朝夜の案内も一緒に読みます。「スクラブは週一回」と決めつけたり、リップクリームの代わりとして何度でも塗り直したりせず、その品が示す使い方へ合わせます。頻度が分からないときは、自己流で増やす前に説明を確かめてください。

色、香り、清涼感の有無も、選ぶときの条件になります。透明に見える品と色付きの品は、後に口紅を使うときの見え方も異なります。清涼感が強いほど角質が取れている、と感覚の強さを効き目の目安にはしません。

持ち歩くなら、外出先で必要な工程を行えるかも考えます。洗い流す品を、水の使えない場所で塗ったままにしないこと。家で使う物とポーチへ入れる物を選び分けるときも、容器の小ささだけでなく終え方まで見ておきましょう。

2.メイクを落とし、量と使う道具を準備する

使う前に口紅やグロスが残っているなら、そのメイクに合った方法で落とします。スクラブの粒で色を削り取る操作へ置き換えません。落とした後の唇に傷や痛みがないかを見て、今ケアを行ってよい状態かを確かめます。

メイクを落とし、使用量と容器の扱いを確かめます。
メイクを落とし、使用量と容器の扱いを確かめます。

手を清潔にして、唇の水分条件と一回の量を読みます。ぬらしてから使う指定と、乾いた状態で使う指定を混ぜないようにしましょう。粒がよく見えるほど大量に乗せることも、量を極端に減らして力で広げることも、共通のコツにはできません。

ジャーから取る場合は、指定に合う清潔な指や道具を使います。容器へ何度も指を入れながら顔へ足すより、最初に説明の量を確かめてから取ります。砂糖のように見えても、食品として扱ったり、手作りの材料を混ぜたりはしないでください。

スティックは、繰り出す長さと戻せる構造かを確認します。やわらかく、少しだけ繰り出すよう案内された品もあります。一律の長さを決めず、必要な分だけ出し、長く出した先端を唇へ押し付けないようにします。戻らない物を、指で押し戻す扱いにも変えません。

繰り出した先端と容器の縁の位置関係を、横から見ておきましょう。先端が縁よりわずかに出ていれば塗れる品もあります。写真はその構造を見分けるための例で、実物の使用量を測るものではありません。手持ち品の長さの指定を基準にします。

スティック先端と、すぐ下にある容器の縁
スティック先端と、すぐ下にある容器の縁を近くで見ます。

洗い流すなら水を使える場所へ、拭き取るなら指定された道具を手の届く所へ用意します。小さな鏡を置き、唇の輪郭が見える姿勢で始めましょう。なじませた後に道具を探し回ると、顔へ触れる時間が長くなります。

3.塗るだけか、指でなじませるかを分ける

やさしく塗るだけのスティックなら、唇へ軽く滑らせます。粒を強く感じるまで押したり、同じ場所を何往復も磨いたりしません。先端が引っ掛かる場合も、まず出した長さや品の状態を確認し、力で動かそうとしないでください。

指でなじませる指定の品は、指の腹でやさしく扱います。
指でなじませる指定の品は、指の腹でやさしく扱います。

指でなじませる品は、使用法にある量と水分条件を守り、指の腹でやさしく扱います。爪の先で皮を引っ掛けず、唇が大きく引かれたりへこんだりしない触れ方を意識します。回す動きの案内があっても、それを長時間続ける意味には取りません。

使う範囲も、その品の唇用の説明へ合わせます。口の内側へ入れたり、唇の周囲へ広く伸ばしたりすることを一律の方法にはしません。鏡で手元を見て、指定された範囲を越えないようにします。口を大きく開けたまま、粒を運ぶ必要もありません。

粒の見え方や感触だけで、終わりを決めないようにします。粒が溶ける案内のある品でも、消えるまで力を加え続けることは避けます。溶かすために水や別のリップを自己判断で足すのではなく、今使う品の塗り方へ戻ってください。

浮いた皮が見えても、指やピンセットで引っぱりません。一度で滑らかにそろえるために、スクラブを追加して繰り返すことも控えます。手触りを何度も確かめるより、説明された動作を終えたら次の工程へ切り替えましょう。

ひりつき、痛み、赤みなどの異常が出たときは中止し、製品の注意に従って取り除くなどの対応を取ります。清涼感のある品だから我慢すべき、と考えず、いつもと違う状態を優先してください。異常が続く場合は皮膚科などへ相談します。

4.落とす指定の品は、粒を残さずやさしく取り除く

洗い流す指定なら、使用法に沿った水やぬるま湯でやさしく流します。粒を落とすために唇を強くこするのではなく、なじませる指の動きから水で取り除く工程へ切り替えます。熱い湯や強い水圧で一気に終わらせようとしないでください。

落とす指定の品は、示された道具と方法で取り除きます。
落とす指定の品は、示された道具と方法で取り除きます。

ぬれたコットンで拭く案内なら、清潔なコットンをその条件へ整えます。乾いたままのティッシュで同じように拭けるとは限りません。口角や輪郭へ粒が残っていないかを見ながら、示された方法でやさしく取り除きます。

コットンは、唇へ当たる面と、指で支える場所を分けます。端をつまんで先端だけを硬く丸めるより、平らな面を保った状態を見ておくと、狭い角で唇をこする操作を避ける手掛かりになります。汚れた面を繰り返し使わず、必要なら清潔な面へ替えましょう。

平らなコットンの広い面と、端を支える指
平らなコットンの広い面と、端を支える指を近くで見ます。

洗い流しも拭き取りも選べる場合は、その案内の中から方法を選びます。念のため必ず両方を何度も行う、と工程を増やす必要はありません。水分を取る場合も、清潔な物をやさしく当て、粒をタオルで削る扱いにはしないでください。

取り除く品の粒が残っているなら、口紅やバームで覆う前に終え方を確認します。香りが残っていることと、粒が残っていることは分けて見ます。香りが完全に消えるまでこすり続けることを、終了の基準にはしません。

洗い流し・拭き取り不要の品は、通常の使い方として落とす工程を足さず、その品の案内に従います。ただし、異常があるときの対応まで不要という意味ではありません。使った後の肌の状態と、通常の終え方を別々に考えましょう。

5.保湿と口紅へつなぎ、次に使う日を考える

スクラブを取り除いた後にバームやクリームなどで保湿する案内があれば、その工程へ進みます。塗ったまま使う品は、それ自体の使用方法と重ねられる物を確認します。どの品にも同じリップを厚く重ねる、と保湿の方法を一つに固定しません。

スクラブの工程を終えてから、保湿や口紅へ進みます。
スクラブの工程を終えてから、保湿や口紅へ進みます。

口紅を使う場合は、スクラブの粒や余分な中身を残したまま色を重ねないようにします。必要な工程を終えて、表面の状態を見てからメイクへ。口紅の色や持ちが必ずよくなる、という効果を期待して回数を増やすことは避けてください。

色付きリップと口紅の組み合わせで迷うなら、色付きリップバームと口紅の重ね方も確認できます。スクラブでのケアと、色をどこへどう重ねるかは別の工程です。ケアを増やすだけでメイクの悩みを全て解決しようとしません。

次に使う日は、品の頻度と唇の状態から考えます。使えなかった日の分を翌日にまとめたり、ざらつくたびに短い間隔で繰り返したりする必要はありません。いつ塗ったかと、どこで迷ったかを簡単に残すと、手持ち品の説明を読み直しやすくなります。

しまう前には、容器の口元とキャップの扱いを確かめます。取った中身を容器へ戻したり、水を加えて保管したりしないこと。スティックは先端をキャップへぶつけないようにし、戻す操作も製品の構造へ合わせます。

リップスクラブは、粒の強さよりも塗り方と終え方を選ぶところから始めましょう。唇用の表示、取る量、指でなじませるか、そのままかを順に確かめると、手持ちの一本を自分の支度へ組み込みやすくなります。毎回使うことより、使える状態で案内どおりに扱うことを大切にしてください。

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トキラ編集部
家でゆっくり使う物と、ポーチへ入れる物。リップスクラブも「使った後に何をするか」から選ぶと、自分の支度に合う一本を考えやすくなりそうです。パッケージの大きさと一緒に見てみませんか。
トキラ編集部
細身のリップを手に取ったら、先端を出す前に容器の動きへひと目。短く出して使う構造を知っておくと、新しい一本との付き合い方も具体的になりますね。戻せるかどうかも、最初に覚えておきたいところです。
トキラ編集部
好きな口紅を選ぶ朝も、ケアと色を重ねる時間をひと区切りずつ。スクラブを取り除く品なら、その工程を終えてから次のリップへ進む流れを、メイク台で考えてみましょう。

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