
花王BRCC、アイメイクが「2D」から「3D」へ進化する「まつ毛回帰トレンド」を発表
花王株式会社ビューティリサーチ&クリエーションセンター(以下、花王BRCC)は、2005年から継続している「花王BRCCカラー・メイク嗜好調査」の20年間のデータを分析し、アイメイクの新たなトレンドについて2026年6月3日に発表しました。
同社の調査結果によると、トレンドを牽引する若年層(18~24歳)では、アイメイクの重視点が「まつ毛→眉→まつ毛」へと約7~8年周期で変化していることが明らかになりました。
近年のアイメイクトレンドを掛け合わせて分析した結果、アイメイクは線・面・色で描く「2D」表現から、骨格や毛流れの質感を生かした全方位で美しい「3D」表現へと進化していると花王BRCCは説明しています。これにより、今後は「まつ毛の立体美」が新たなアイメイクトレンドの中心になると予測されています。

花王BRCCが発表したアイメイクトレンドの変遷
花王BRCCは、国内外の最新メイク・ファッション・カラートレンドのリサーチやストリート動向の継続的な観察を通じて、次のビューティトレンドを予測し、美容に関する知見を発信しています。
今回の調査は、ファッション感度や化粧意識の高い生活者を対象に、メイクに関する嗜好や意識を長期的に把握し、次に到来する美容トレンドの兆しを捉えることを目的としています。
若年層のメイク重視点は「肌」から「目もと」へ
メイクを行う際に最も重視しているカテゴリーを尋ねた「メイク重視点」の調査では、2005年から20年間にわたる若年層のデータが分析されました。
調査開始当初の2005年は、ファンデーションが約40%を占め、ベースメイクが最も重視されていました。
しかし、2006年以降は、目もと関連カテゴリー(アイシャドウ・マスカラ・アイライン・眉)が常に5割以上を占める傾向が続いています。これにより、その後のメイクにおいては、アイメイクが中心的な役割を担ってきたことがうかがえます。


アイメイクは「描く2D」から「魅せる3D」へ進化
アイメイクのトレンド変遷を振り返ると、2005年~2011年の「くっきりアイライン」や「盛りマスカラ」、「締め色強調アイシャドウ」などの囲み目全盛期では、「面・ライン・色」で肌に描く平面的(2D)なアイメイク表現が中心でした。
その後、新型コロナウイルスによるマスク生活を経て、顔全体が再び見えるようになったことで、メイクにおいても各パーツの立体感(3D)が意識されるようになりました。
花王BRCCは、「3Dアイメイク」を正面だけでなく、横や上下などあらゆる角度から見ても美しく立体的に仕上がるメイクと定義しています。まつ毛や眉といった「毛」の存在感が鍵となり、毛流れや一本一本の質感を活かすことで、奥行き・陰影・造形の美しさが生まれるとしています。
「まつ毛回帰トレンド」の兆し
3Dアイメイクを支える主要カテゴリーであるマスカラ(まつ毛メイク)と眉の重視度の過去20年の推移を分析すると、両者の重視度は約7~8年周期で入れ替わっている傾向が見られます。
マスカラ(まつ毛メイク)にポイントが置かれる時期には眉の重視度が相対的に下がり、反対に眉がブームとなる時期にはマスカラ(まつ毛メイク)の重視度が低下するなど、目もとの「毛」はパーツ同士のバランスが重要であると指摘されています。
最新の傾向を見ると、トレンドの軸は「まつ毛→眉→まつ毛」へと変化しており、今後は再びまつ毛の注目が高まる兆しが見て取れます。


メイクアップアーティストが解説する「3Dアイメイク」のポイント
花王BRCCカラー・メイク嗜好調査の結果に、メイクアップアーティストの知見と近年のメイク潮流を掛け合わせて分析すると、今後のアイメイクは「描き足して盛る」発想から、「骨格・毛流れ・陰影を整えて立体感をつくる」方向へシフトしていくと考えられます。
メイクアップアーティストは、正面だけで完成させるのではなく、横顔・斜め・伏し目といった“他者から見られる角度”でも印象が崩れにくい、「全方位映え」の仕上がりを目指す考え方を提唱しています。
中でも、一本一本の存在感で奥行きを生む“立体まつ毛”が、その仕上がりを支える重要な要素となると説明しています。色数を増やすことではなく、まつ毛や眉など「毛」がつくる奥行き(陰影)を活かすことで、目もとの表現の幅がさらに広がるとのことです。

3Dアイメイクにおすすめのアイテム
花王BRCCのメイクアップアーティストが推奨する3Dアイメイクにおすすめのアイテムが紹介されました。
SENSAI ラッシュレングスナー38℃
スムースストレッチング処方の液で、ドラマティックな長さと美しい扇型のフォルムが持続するマスカラです。
SENSAI ラッシュレングスナー38℃ 公式サイト
KATE ナミダノタテマスカラ(ロング)
糸を引くように伸びる特性を持ち、まつ毛の先端まできれいに付着する美ロング効果が期待できるマスカラです。
KATE ナミダノタテマスカラ(ロング) 公式サイト
KANEBO アイブロウシェイドライナー
描くのではなく、“醸し出す”という新発想(※KANEBO内において)の、透ける影色で印象に洗練さをもたらす“透け影”眉ライナーです。
KANEBO アイブロウシェイドライナー 公式サイト
LUNASOL フェザリーアイブロウジェル
羽のようにしなやかな毛流れで眉を立体的に見せ、根元から毛流れを立ち上げてキープするアイブロウジェルです。
LUNASOL フェザリーアイブロウジェル 公式サイト
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターについて
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターは、花王化粧品事業部門の中で、科学的エビデンスや生活者リサーチ、美容トレンドに基づき、Kao Beauty Brandsの全ブランドの基礎となる美容情報や技術を開発しています。
Kao Beauty Brandsのサイトにおいて、美容情報も監修しています。





















