
美容医療は「肌を育てる」へ 高瀬聡子医師がマイクロニードリングの新視点を解説
ダーマローラージャパンは2026年7月30日、美容医療とマイクロニードリングの最新動向に関するメディア勉強会を東京都内で開催しました。美容皮膚科医の高瀬聡子医師が講師を務め、美容医療の新たな方向性やマイクロニードリング研究の新視点について解説しています。
美容医療の潮流「肌を育てる」発想へ
高瀬聡子医師は、近年の美容医療が「シミを消す」「しわを改善する」といった個別の悩みへの治療だけでなく、肌全体のコンディションを継続的に整える「肌育・再生美容」へと広がっていることを解説しました。
ツヤ、ハリ、キメ、毛穴、透明感など、肌全体の質を高めることが重視されています。また、肌を表皮・真皮・皮下組織といった層で捉え、目的に応じた治療を組み合わせる「レイヤード」という考え方も紹介されました。
美容医療は「治療して終わり」ではなく、肌の状態を継続的に見ながら整えていくという発想への変化が語られています。
マイクロニードリング研究における「細胞間コミュニケーション」の視点
20年以上にわたり美容皮膚科領域で活用されてきたマイクロニードリング技術について、研究の新たな視点が示されました。
従来の「微細な傷をつくり、その創傷治癒反応を利用する」というメカニズムに加え、近年ではケラチノサイトや線維芽細胞などの「細胞間コミュニケーション」に着目した研究が進んでいます。
勉強会では、マイクロニードリングによる微細な刺激をきっかけとした細胞間のシグナル伝達など、研究における新たな視点が紹介されました。2025年には、日本の研究グループからケラチノサイトと真皮コラーゲン形成の関係に着目した研究がNature Communicationsに発表されるなど、皮膚再生における細胞間の相互作用に関する研究が続けられています。
※上記研究はマイクロニードリングまたは「ダーマローラー HC902」の有効性・性能を直接検証した研究ではありません。本勉強会では、皮膚科学および細胞間コミュニケーションに関する研究動向の一例として紹介されています。

刺激の強さに関する新たな視点「Low Injury × Frequency」
マイクロニードリングにおける刺激の強さについても議論されました。深い刺激や強い炎症が、必ずしも常に良い結果をもたらすとは限らないという見解が示されています。
過度な刺激には、炎症後色素沈着(PIH)や感染、皮膚バリアへの影響などのリスクが考慮されるべきです。そこで、「High Injury(より強い侵襲)」だけを追求するのではなく、「Low Injury × Frequency(低侵襲な刺激と継続性)」という視点が紹介されました。
肌の状態や目的に応じて、刺激の程度や頻度を適切に考えることの重要性が解説されています。これは特定の製品の効果・性能を示すものではなく、マイクロニードリングを含む美容医療を考えるうえでの研究・臨床上の視点として紹介されました。
日常のセルフケアに活かす美容医療の知識
講演後、ダーマローラージャパンは日本国内で医療機器として届出されているホームケア用マイクロニードルローラー「ダーマローラー HC902」の製品説明を実施しました。
製品の構造や使用方法、衛生管理上の注意点などが説明され、参加者は実際に製品に触れる体験を行っています。顔・首・頭皮などへの使用に関する質問も寄せられ、活発な意見交換が交わされました。
参加したメディア関係者からは、「頭皮ケアから取り入れてみたい」「内容がわかりやすく、現在の美容医療について知る機会になった」「実際に使いながら理解を深めてみたい」といった感想が寄せられています。
ダーマローラージャパンは、製品情報だけでなく、マイクロニードリングを取り巻く研究や美容医療の動向、適切な使用方法や注意事項についても情報発信を続けることで、ユーザーが正しい知識に基づいて製品と向き合える環境づくりを目指しています。

ダーマローラージャパン CEO 岩田 真人氏のコメント
ダーマローラージャパン CEOの岩田 真人氏は、マイクロニードリングが20年以上にわたって研究・活用されてきた技術である一方で、そのメカニズムを捉える研究も進み続けているとコメントしています。
美容医療においても、一度の強い施術で変化を求める考え方だけでなく、肌の状態を理解しながら継続的に向き合っていく「肌育」という発想が広がっているとのことです。
同社は、ダーマローラーの販売だけでなく、マイクロニードリングについて正しく知ってもらうための情報発信を続けることがブランドとして重要な役割であると考えており、今後も医師や専門家から学びながら、正確でわかりやすい情報を届けていくとしています。
講師プロフィール

高瀬 聡子 医師
医療法人社団 愛心高会 理事長/ウォブクリニック中目黒 総院長
専門領域:皮膚科・美容皮膚科
※本勉強会において高瀬聡子医師は、美容医療およびマイクロニードリングに関する医学・研究動向について講演を行いました。「ダーマローラー HC902」の商品説明および体験会はダーマローラージャパンが実施したものであり、高瀬医師による特定商品の推奨を示すものではありません。
ダーマローラージャパンについて
ダーマローラージャパン(運営:株式会社Transparence)は、ドイツ Dermaroller GmbH製「ダーマローラー®」の日本正規代理店です。
海外医療機器・美容機器の輸入、薬事対応、販売、教育活動を行い、医療従事者・美容関係者・一般ユーザーに向けた正しい情報発信に取り組んでいます。
ダーマローラー HC902
医療機器届出番号 : 17B2X10006000001
ダーマローラージャパン公式サイト:ダーマローラージャパン公式サイト




















