2018春新色◆キッカ10周年世界最細のアイライナーにコラボアイテム続々
2018年に10周年を迎えるCHICCA(キッカ)は、10月31日、グランド ハイアット東京2Fのコリアンダーにて、「2018年春コレクション」の発表会を開催しました。
10周年を祝う数字のオブジェがさっそくワクワク感を抱かせてくれます
早いもので、キッカ誕生から10年。来年アニバーサリーイヤーを迎えるという事で、世界的に有名なあのブランドとコラボするとのこと。画像を見ただけで、「あのブランドでは?」と分かった人もいるかもしれませんが、正解は後ほど発表します。
2018年春夏のテーマは「フレッシュ」。10周年ということで、初心にかえるということなのでしょうか・・・。いろいろと想像を膨らませてしまいますが、まずは新商品から見ていきましょう。
左から時計回りに:
キッカ フローレスグロウ リッドテクスチャー アイシャドウ 全3種(新色・内限定2種)各¥5,500(税抜)、キッカ メスメリック ウェットリップオイル 全1色(限定色)¥3,200(税抜)、キッカ リキッドアイライナー W 全2色(新商品・内限定1色)各¥4,500(税抜)、キッカ メスリック リップスティック 全2色(新色)各¥3,800(税抜)、キッカ フラッシュブラッシュ 全1色(新色)¥3,000、ケース ¥2,000(ともに税抜)、キッカ フラッシュブラッシュ パウダー 全1色(新色)¥3,000、ケース ¥2,000(ともに税抜)、キッカ メスメリック リップラインスティック 全1色(新色)¥2,800(税抜)すべて2018年1月17日発売
さらに、10周年をお祝いするセットも登場します。これまでの“時”を振り返り、未来の“時”を見つめるというコンセプトのもと、スイス高級機械式ウォッチブランド「フランク ミュラー」とのコラボレーションを実現。そう、正解は「フランク ミュラー」でした。これはすごい!キラキラのポーチに数字が躍る、見ているだけでもハッピーになれそうなポイントメイクセットです。
キッカ ハッピー10th バースデーサプライズセット 限定セット ¥8,500(税抜)2018年3月5日発売
<セット内容>※全て限定品
左から:
メスメリック リップスティック EX04 ピンクベリー
ミスティック パウダーアイシャドウ EX37 ハニーベア
フローレスグロウ フラッシュブラッシュ EX01 スウィートピギー
ニュアンスカラーリッド EX02 ブルーミラージュ
奥:オリジナルポーチ ※パーフェクト チークスポンジ(1個・ケース)付
ここで、キッカのブランドクリエイターである吉川康雄さんが登場。会場が一気に華やぎました。
まずは、吉川さんと一緒にこれまでの10年を振り返ります。
吉川さん:
キッカは10年前からツヤ肌のパイオニアでした。パールのツヤ肌や顔料を混ぜて肌の上で乾燥させるような不自然なツヤ肌ではなく、人の顔にもともと存在する「テカり」を肯定的に捉えて“擬似皮脂ファンデーション”という結論に辿り着きました。
人の生まれ持っている肌は美しい。シミやくすみを隠すことばかりに捉われず、ツヤツヤで生き生きとした肌で自分だけの魅力を引き出して欲しい。そんな願いを込めて、製品開発をしています。
ブランドの10年間に込められた力強いメッセージを聞いていると、とても明るい気持ちになります。コンプレックスを解消することばかり考えず、自由にメイクを楽しむワクワクした気持ちを思い出させてくれました。
吉川さん:
そして、今回発表される新作たちは、フレッシュな肌にこそ映えるアイテム群です。早春の雪解けや冷たい水滴のついた新鮮な野菜をイメージした、みずみずしいカラーが並びます。なかでもイチ押しなのは、ピュアなメイクをひき立てるダブルエンドのアイライナーです。
キッカ リキッドアイライナー W(左:太筆、右:細筆)¥4,500(税抜)2018年1月17日発売
上から:
01 アビス
EX01 バルサミコ※限定色
Wエンドになっていて、細いほうの筆はなんとリキッドアイライナーの中では世界最細なんです!
実際に手で試してみたのですが、本当に描きやすい!
左:EX01 バルサミコ※限定色、右:01 アビス
吉川さん:
キッカのアイライナーのこだわりはまず、黒の質感。人間の目になじむ黒色を追求しています。それから、使いやすさを追求した結果のダブルエンドになりました。
アイライナーで大事なのは、瞳をきわ立てること。澄んだ目の印象を作ることです。
まつ毛の根元の黒を強調することで瞳はきわ立ちます。アイメイクの際に、マスカラでまつ毛を伸ばそうとして先端ばかりに塗り重ねる人がいますが、実は大切なのは根元なのです。根元を埋めると、目の輪郭が強調されます。例を見てみましょう。
濃く長い睫毛のあの人も、実は根元が重要なのだそう
吉川さん:
実はこの人は「たれ目」なのですが、目尻に向かうにつれて濃く長くなる睫毛のライン効果で切れ長に見えているのです。これは、アイライナー効果です。瞳をきわ立てるためには、睫毛の先よりもむしろ、根元が重要。だから、ダブルエンドのアイライナーでまつ毛のようにラインをひくという発想が生まれました。
アイラインを描くポイントは以下の4つ。
吉川さん:
1、目尻に向かって徐々に太いラインにする
目頭から目尻までずっと同じ太さで描く人がいますが、アイラインには目の形を補正する役割があるため、少しずつ太くすることで印象がきわ立つのだそう。
2、少しずつ描き足しながら仕上げる
「一筆描きのように、目頭から目尻まで一気に描く人がいますが、プロでもそんなことしませんよ」と、耳が痛いコメントが。たしかに、ちょっとずつ短いラインを足すことでキレイなアイラインがひけました!
3、目尻のハネの形を決める
一気に目尻のハネを仕上げるのではなく、先に「このあたり」とあたりをつけて、ハネの形を決めてから描くと失敗しにくいようです。
4、極細の筆で隙間を埋めていく
ハネの三角形が描けたら、細い筆で隙間を黒く埋めていきます。ここがしっかり埋まると、目尻の睫毛が増えたように見えました。
一気に描くのではなく・・・
先にハネの形を決めてから、細い筆と太い筆を使い分けながら仕上げていきます。
そして、ハネの三角形の隙間を黒く埋めています 。
極細のブラシでは、下まつ毛の根元を埋めることもできます。私も実際に使ってみました。
真っすぐのラインがひける太筆と、細かい隙間を埋めていける極細の筆。
赤茶色のカラーであるバルサミコは、優しい目元を作ります。今回はアイラインのきりっとした雰囲気を楽しむため、黒系のカラーであるアビスでラインをひいてみました。
目尻に1本、太いまつ毛が生えたように見えませんか?
慣れるまではちょっと手間取るかもしれませんが、自分の目の形に合ったラインを見つければ、いつものアイメイクがぐっとランクアップしそうな予感がします。コシがあるのでまっすぐ描ける太筆と、細かい部分を繊細に仕上げられる極細の筆。吉川さんがおっしゃった「自由な形で楽しんで」という言葉の通り、ダブルエンドのアイライナーで、アイメイクの可能性がぐっと広がりそうです。
ダブルエンドのアイライナーで色んなラインを楽しみたいです!
瞳をきわ立てるアイラインにお似合いのフレッシュなアイシャドウたちはこちら。
キッカ フローレスグロウ リッドテクスチャー アイシャドウ¥5,500(税抜)2018年1月17日発売
左から:
03 コスモスペタル、
EX04 ピンクアイリス※限定色、
EX03 フレッシュウォーター※限定色
粉っぽさを感じさせずに見たままの色がツヤツヤとまぶたに宿ります。春らしい鮮やかなカラーですが、まぶたをしっとりさせながら色付くので、どの色も不思議となじみますよ。
きりっと華やかなアイメイクに合わせたいのは、おいしそうな血色チーク。
左から:キッカ フラッシュブラッシュ(05 マンゴープレス)¥3,000、ケース ¥2,000(ともに税抜)、
フラッシュブラッシュ パウダー(05 マンゴープレス)¥3,000、ケース ¥2,000(ともに税抜)2018年1月17日発売
真っ白なケースに生える華やかなピンクは、イエローが入っているので優しく肌に溶け込み、体温を感じさせる自然な血色を演出してくれます。ファンデーションと混ぜるようにして広い範囲に入れると、夕方になってもチークを塗り直す必要がないほどモチが良くてびっくりしました。
唇を仕上げるアイテムは3種類。
キッカ メスリック リップスティック ¥3,800(税抜)2018年1月17日発売
左から:38 ハートクレヨン
39 カーネーション
どちらも、シアーな発色と上品なツヤで毎日使える口紅です。特に38のハートクレヨンは華やかな青みピンクですが、抑えたツヤ感のおかげで唇に塗ってみると自然で、デイリー使いにぴったりです。大人の青みピンクを探している方に使ってもらいたい!
自然に仕上げたい日はリップラインスティックもおすすめです。
キッカ メスメリック リップラインスティック ¥2,800(税抜)2018年1月17日発売
11 ビーツ
なめらかだけど硬めのスティックで塗りやすいリップラインスティクの新色は、深い青みのピンク。何もつけていない唇に塗ってみると、唇そのものの血色が上がったような自然な仕上がりながら、きっちり華やかさもあります。
このままでもじゅうぶん可愛らしいのですが、もう少しお出かけ仕様にしたいときはウェットリップオイルできらめきをプラスしましょう。
キッカ メスメリック ウェットリップオイル ¥3,200(税抜)2018年1月17日発売
EX02 フレッシュ※限定色
パールホワイトな見た目ですが、チップに取った一回分のオイルを唇になじませると白くならずに仕上がるのです。細かなきらめきが光を反射してハイライトの役割を果たし、オイルでケアしながらふっくらした唇を演出できます。
摘みたての野菜や早春の小川など、フレッシュな自然のイメージをぎゅっと詰め込んだキッカの新作は、どれも鮮やかな色ながら肌や目の質感がランクアップしたように見せてくれる嬉しいアイテムばかりでした。上質なしっとり感にこそ映える意志の強いアイライナーで、大人の春を楽しめそうです。
また、10周年を記念して、2018年は様々なコラボアイテムが続々と登場するとのこと。来年はキッカから目が離せそうにありません!
問い合わせ/カネボウ化粧品 0120-518-520
Brand/CHICCA
Place/GRAND HYATT TOKYO
Date/2017.10.31
(文:岡田麻沙)
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