これ知ってないと恥! ファンデーション&下地の超基礎知識まとめ

メイクにおける重要ステップといえば、下地やファンデーションで作るベースメイク。
でも、そんなに大事なベースアイテムの「基本」を知っていますか?
パウダーやリキッド、クリームなどのテクスチャーの違いから下地の役割まで、知ればもっと「なりたい美肌」に接近できますよ。
さらに「コスメコンシェルジュ」資格を持つスタッフがおすすめするアイテムもご紹介。
製品選びに迷う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
◆下地について◆
下地はそのほかの「クリーム」とは違います
「ベタベタするから苦手…」「日焼け止めを塗ってるから大丈夫!」などの理由で下地を使わない人も多いですよね。まず大前提として、下地は「日焼け止めクリーム」や「スキンケアクリーム」とは異なるものだと認識してください。
一般的な日焼け止めクリームは、肌を紫外線から守るのが目的。紫外線吸収剤や紫外線散乱剤など、肌をダメージから守る成分やスキンケア成分は入っていても、肌表面をキレイに見せる働きはほとんどありません。
一方で、最近では「下地にもなる日焼け止め」も多く発売されています。こちらはファンデーション下地としての成分も配合されているので、時間のない朝などには便利です。
また、スキンケア用のクリームは、肌を油分の膜で覆い、素肌をキレイにする目的でつくられています。あくまで洗顔後のスキンケアの一環として使うものであり、こちらもファンデーションのノリや密着度を高める成分は入っていないと考えてください。油分が多いのも特徴の一つです。スキンケアクリームの上に直接ファンデーションを重ねると、ヨレてしまい大惨事になることもあるので注意が必要です。
ベースにもスキンケアにも使える機能派
下地とその他のクリームの違いを知ったところで、本題です。縁の下の力持ち的で目立たない・・・普段はそう思いがちですが、「使わないなんてもったいない!」と思ってしまうほどの優秀な機能があるんです。
1)ファンデーションの効果を高める「ベース」としての役割
肌の凹凸を均一にならし、ファンデーションと肌のすきまを埋めることで密着力を高めます。
このひと手間で、ヨレたり崩れたりすることのない、メイクしたてのような美しい仕上がりが長時間キープできるのです。
また、しっかりと下地を塗っておくことで、上に重ねるファンデーションの量を減らすことができます。その結果、厚塗りメイクにならないですむ。これも、下地を使うことのメリットです。
そんな基本的な機能に加えて、毛穴を埋めたり、くすみをカバーしたり、顔色を整えたり・・・と、プラスαのメイクアップ効果を持つ下地も多く発売されています。
自分の肌悩みに合わせて選べば、肌の仕上がりが格段に違ってきます。
2)素肌を保護する「スキンケア」としての役割
肌に薄い膜を張ることで、日中の刺激(紫外線、ホコリや大気汚染、乾燥など)からガードしてくれます。「メイクをしていても肌を傷めたくない」という人には不可欠のアイテムといえるでしょう。
技術が進化した今は、ただ「守る」だけではなく「与える」こともできる下地も豊富です! 保湿や美白、など攻めのスキンケアだってできる、ベースメイクの域を超えた下地も注目したいですね。
テクスチャーの違いで仕上がりも変わる!
ひと言で下地といっても、さまざまなテクスチャーがあり、特徴や仕上がりの肌イメージもそれぞれ違います。以下を参考に、自分の肌タイプに合うもの、なりたい肌の質感に近づけそうなものを選んで。
ミルクタイプ
軽くてのびがよい
ベタつきが苦手な人には一番オススメ。オールシーズン使えますが、テカりが気になる春~夏には特によいかもしれません。
使える肌タイプを問わないのもミルクのよいところ。
仕上がりの肌は、どんなメイクやファッションにも合う「ナチュラル肌」。
マットすぎず、ツヤも出すぎないので、素肌感の残るメイクをしたい女性にぴったり。
クリームタイプ
高い保湿力とカバー力
リッチでやや被膜感がある半面、保湿力やカバー力が高いのが特徴。
乾燥肌や敏感肌、隠したいトラブルがある人にオススメ。ミルクに比べるとやや重さがあるので、仕上がりは「手をかけた風のフォーマル肌」に。
オフィスファッションやきちんとしたメイクに合わせると、しっくりなじみます。
また、油分が多いので肌へのフィット感が高く、崩れにくいのも特徴。
仕事などで長時間メイクが直せない人たちからも支持されています。
ジェルタイプ
みずみずしさはピカイチ
ミルクよりもさらに薄づきで、手軽に使えるのがこれ。
水分が多めなので、オイリー肌やテカリが気になる肌向き。
色も付きにくいので、時間がない朝でもパッと手早く塗ることができます。
「ツヤのあるヘルシー肌」や「スッピン風肌」をつくりたい時にオススメ!
その他、顔色コントロールに特化した「コントロールカラー」や、小鼻や頬など毛穴が目立つ部分にのみ使う「部分用下地」などもあります。
上手に組み合わせることで、いつどんなシーンで誰から見られても自信が持てる美しいベースを作ることができます。
◆ファンデーションについて◆
ファンデーションの選び方、教えます!
ドラッグストアや百貨店、バラエティショップなどに大量に鎮座するファンデーション。
種類や形状もたくさんありすぎて、「どれを選んだらいいのかわからない!」という声をよく聞きます。まずは代表的な形状と特徴を把握することから始めましょう。
パウダリー ファンデーション
扱いが簡単でポータブル
最も一般的な形状のファンデーションがこちら。
肌の上でパフをスーッとすべらせるだけで粉が均一に付くので、メイク初心者でも楽に使えるはず。
薄く塗れば「ナチュラル肌」に、少し重ねれば「セミマットなドーリィ肌」に・・・など、のせる量を調整するだけで仕上がりも変えられます。
また、コンパクトはミラー付きなので、場所を問わずメイク直しがしやすいのもメリット。
リキッド ファンデーション
カバー力が高くツヤ肌づくり向け
油分と水分が多いため肌にフィットしやすく、気になる毛穴や黒ずみ、シミなどもカバーOK。
また、粉っぽさがないのでトレンドの「ツヤ肌」づくりにはぴったり。ツルンとした上質な肌になれます。
ただし、塗りすぎるとヨレやムラの原因になることも。慣れるまでは少量ずつ指にとり、鏡を見ながら量を足していくと失敗も少ないはず。
クリーム ファンデーション
最強のカバー力と保湿力
リキッドタイプより、さらにカバー力が高いのがこちら。
リキッドでも隠せない濃いシミや、肌の色ムラのカバーに最適。薄く塗れば「ツヤ肌」に、しっかり塗れば「シルクのようなフォーマル肌」に仕上げられます。
年齢による乾燥肌に悩む人にもオススメで、油分が多いため保湿力も抜群です。
一方、ベタつきやすいのがややデメリット。
ポンポンと指の腹でやさしく叩き込みながら塗り、最後に乾いたスポンジで余分な油分をオフすれば、美しい仕上がりに。
初回は3,000円以下と、試しやすい価格設定なのも嬉しいポイント。 「透明感のある自然な仕上がり」「乾燥肌にもピッタリ」といった購入者の声のほか、商品を塗る前・塗った後の写真も掲載されています。
ファンデーションの形状は違っても、基本の原料は同じ
すべてのファンデーションは、水分、油分、顔料(粉)の3つで構成されています。
テクスチャーの違いは、この3つの成分の「割合の違い」です。
パウダリーファンデーションは油分が少なく顔料が多い。
リキッドファンデーションは油分が多く顔料は少ない。
クリームファンデーションは、リキッドよりさらに多くの油分を含みます。
・顔料 (より多い) パウダリー > リキッド > クリーム (より少ない)
つまり、使われている原料は同じで、割合の違い=テクスチャーの違いです。
その他、パウダリーファンデーションとクリームファンデーションの”いいとこどり”をした「エマルジョンファンデーション」や、「ジェルファンデーション」、「スプレータイプファンデーション」など、新しいテクスチャーのものが毎年発売されています。
自分のライフスタイルやなりたい肌に合わせて使い分けてみて。
◆フェイスパウダーについて◆
ベースメイクの仕上げアイテム『フェイスパウダー(お粉)』は、
塗ればファンデの”持ち”がすごくよくなります!
こちらも下地と同様、使うと使わないとでは仕上がりの美しさや持ちが格段に違います。
フェイスパウダーの定義
フェイスパウダーも、実はファンデーションの一種。
前述のとおり、ファンデーションは「油分」「水分」「顔料(粉)」からできており、フェイスパウダーは、パウダリーファンデーションよりもさらに「顔料」が多い、つまり粉の配合量が最も多いファンデーションのことを指します。
フェイスパウダーの役割は、大きくふたつあります。
フェイスパウダーの役割1:メイクを長持ちさせる
リキッドファンデーションやクリームファンデーションは、油分が多く崩れやすいのが難点。
メイク直後は綺麗でも、時間が経つと皮脂や汗と混ざり、どうしても崩れやすくなります。
しかし、メイクの仕上げにフェイスパウダーを薄く塗っておけば、皮脂や汗をパウダーが吸収するため、時間が経ってもメイク直後のような肌を長持ちさせてくます。
また、ファンデーションだけでなく、アイシャドウやチークの発色をキープするときにもフェイスパウダーは大活躍。
額や頬だけでなく、まぶたなどの狭い部分も忘れずに塗ってみてください。効果が違いますよ。
フェイスパウダーの役割2:光を与えて顔を立体的に見せてくれる
最近のフェイスパウダーにはパールが入っているものも多く、塗るだけで顔に自然なツヤと陰影をつくることができます。
ファンデーションだけでは出せない自然な立体感をプラスするためにも、フェイスパウダーは欠かせないアイテムともいえます。
フェイスパウダーの種類。家ではルース、携帯用はプレストが基本
フェイスパウダーには、大きく二つの形状があります。
サラサラとした粉状で、大きなパフやブラシで使うルースタイプと、コンパクトケースに押し固められて入っているプレストタイプです。
ルースパウダー
ルースパウダーは、粉が固められてないため、テクスチャーが軽いのが特徴。ふんわりとしたマシュマロのような肌になれます。
プレストパウダー
プレストパウダーは、固形なのでカバー力が高いものが多いです。
また、外出先でのリタッチにも便利なのもプレストパウダー。
パウダリーファンデーションに比べ、重ねても厚みが出にくいため、くすみや疲れを自然に消し去ってくれますよ。
この他、商品によってはカバー力が高いもの、UVカット機能を備えるもの、ツヤ感が出せるもの、保湿力が高いものなど、さまざまな個性を持つフェイスパウダーがあります。
目的や使用感の好みで選んだり、「家でのメイクにはルース、ポーチにはプレスト」など、同じアイテムを形状違いで2個持ちしたりするのもオススメですよ。
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