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2015.4.22

まだ間に合う! たるみを阻止する本気ケアで肌を立て直す

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20代後半~30代になって、目元やフェイスラインがぼやけてきたり、法令線が目立ってきたら、それはたるみのサインです。「老化現象だから」とあきらめず、早急に適切なケアを実践して、たるみを改善、その進行を阻止しましょう。あせらず、じっくり肌の立て直しに取り組んで。

真皮の状態が肌のハリ・弾力を左右する

顔がたるんだ中年女性の口元
cba / PIXTA(ピクスタ)

そもそも、肌はなぜ、たるんでしまうのでしょうか。
その背景には、真皮の変化があります。

私たちの皮膚は、表皮・真皮・皮下組織から構成されていますが、このうち、肌のハリ・弾力の要となるのは真皮です。
真皮は表皮の下にあり、コラーゲン線維、エラスチン線維、これらの間を埋めるヒアルロン酸などの基質、線維芽細胞などから成り立っています。

皮膚の断面図 真皮内のヒアルロン酸 コラーゲン エラスチン
皮膚の断面図

コラーゲン 肌のハリ・弾力を支える

弾力のある紐状の線維で、真皮の約7割を占めています。人体を構成するタンパク質の約3割がコラーゲンですが、そのうちの4割が真皮に存在します。真皮内を網目状に走り、肌のハリ・弾力を支える働きを担っています。

エラスチン コラーゲン同士をつなぎ支える

網目状に走るコラーゲン同士をつなぐように支えている弾力線維。真皮内に占める割合はわずか3〜4%ですが、肌にハリ・弾力を生み出す重要な存在です。

ヒアルロン酸 真皮に潤いとハリを与える

線維や細胞の隙間を埋めるゼリー状の接合物質。自身の重さの数千倍の水分を貯えられるだけでなく、その水分を逃しにくい性質があり、真皮に潤いとハリを与えています。

線維芽細胞 コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸をつくり出す

上記のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸をつくり出す細胞。コラーゲン、エラスチンについては、つくり出すだけでなく分解も行っており、この再生・分解のバランスを一定に保つことで、コラーゲン、エラスチンの新陳代謝を支えています。

たるみの原因は加齢と紫外線!

老化の過程 エイジング 加齢 世代 女性 イラスト
norwayblue / PIXTA(ピクスタ)

ハリ・弾力の源である真皮。この真皮は何が原因で変化し、結果的にたるみを引き起こすのでしょうか。

その大きな要因として挙げられるのが、加齢と紫外線です。

加齢

●コラーゲン、エラスチンが減少・劣化
●線維芽細胞の働きが低下
●筋肉が衰える

加齢とともに線維芽細胞の働きが低下すると、それまで一定に保たれていたコラーゲン、エラスチンの再生・分解のバランスが崩れます。そして分解は再生を上回り、コラーゲン、エラスチンの量が減少します。
また、真皮の隙間を埋めていたヒアルロン酸の産生も低下するため、真皮のハリと潤いが急速に失われていきます。コラーゲン、エラスチン自体も柔軟性を失い、細くなってしまいます。
さらに、加齢による筋肉の衰えもたるみの原因に。多様な表情をつくり出す顔の表情筋は、他の部位の筋肉とは異なり、骨ではなく皮膚に付いているため、表情筋が衰えると、皮膚も一緒に下方向にたるんでしまうのです。

紫外線

●コラーゲン、エラスチンが減少・変質
●活性酸素が発生。肌老化を促進

紫外線は、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えて硬く変質させるだけでなく、コラーゲン、エラスチンを分解する酵素を活性させるため、量そのものも減らしてしまいます
また、紫外線を浴びると、体内の肌老化を促進する活性酸素が大量に発生。真皮の機能低下が加速します。

特にたるみやすいのは「目元・頬・あご」

同じ顔の中でも、皮膚の厚さや構造上の問題で、たるみが目立つ部位、目立たない部位があります。30代になったら、以下の部位がたるみ始めていないか、鏡でチェックするようにして。

目元

目元がたるんだ女性の顔
cba / PIXTA(ピクスタ)
●ウィンクができない、しづらい
●二重まぶたが奥二重or一重になってきた
●以前より、たれ目になった

目元を支える眼輪筋が加齢によって弱くなってくると、まぶたがゆるみ、目元にたるみが発生します。
目元の皮膚は、まばたきがしやすいよう、特に薄くなっているため、目の下がたるむと、皮膚が厚い頬の部分との境目がクマ状に際立ち、くっきりと目立ってしまうことに。また、40代以降の上まぶたのたるみは“眼瞼下垂”という病気の恐れもあるので、注意が必要です。

頬がたるんだ女性の顔
ドラミミ / PIXTA(ピクスタ)
●ほうれい線が目立ってきた
●口角が下がってきた
●体重は変わらないのに、顔が太って見える

頬筋や小頬骨筋など、頬を支える筋肉が衰えると、皮膚がゆるんで脂肪組織を支えられなくなり、重力で下に引っ張られてたるむことに。
支えるべき脂肪組織が少なければ、皮膚のたるみが目立つブルドッグ顔に、脂肪組織が多ければ、頬全体が下垂した下ぶくれ顔になってしまいます。

あご

あごがたるんだ女性の顔
cba / PIXTA(ピクスタ)
●フェイスラインがぼやけてきた
●体重は変わらないのに、二重あごになった

頬からあごにかけては脂肪組織が多く、たるみが現れやすい部位のひとつです。
あごは顔の一番下にあるため、あごの筋肉が衰えると、顔全体の脂肪組織がそこに流れやすいことも、あごのたるみを目立たせる原因になっています。

真皮と筋力の向上がたるみを改善

たるみには、真皮の変化だけでなく、筋肉の衰えが関係してくるため、スキンケアのみでは改善しにくいのが現実です。たるみ対策コスメを使用しつつ、エクササイズや日頃の習慣の見直しなどで、表情筋を鍛えることも心がけて。

【ケア法1】たるみに効果的な成分を配合のコスメを使う

たるみをくい止めるには、加齢とともに減少・劣化するコラーゲンやエラスチンを強化するケアが必須。まずは、コラーゲン、エラスチンに働きかける成分が配合されたコスメを取り入れてみて。

ビタミンC

コラーゲンの生成を促進。活性酸素を除去し、肌老化を防ぐ。

レチノール(ビタミンA)

コラーゲンの生成を促進し、同時にコラーゲンの分解を抑制。

ピクノジェノール(フラバンジェノール)

フランス南西部の海岸松の樹皮エキス。コラーゲンの生成を促進し、コラーゲン、エラスチンの分解を抑制する。抗酸化力が高く、肌老化も防ぐ。

FGF(線維芽細胞増殖因子)

もともと皮膚にあるタンパク質の一種で、線維芽細胞を増殖・活性化させる働きがある。

HSP(ヒートショックプロテイン)

傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質で、コラーゲンの生成を促し、劣化したコラーゲンの分解を促進する。

【ケア法2】定期的にピーリングをする

ピーリングは表皮のターンオーバーを整えるだけでなく、真皮のコラーゲン生成も促進します。肌表面に滞った古い角質を除くことで、有効成分がより浸透しやすくなるので、定期的に取り入れたいケアのひとつです。
ピーリング初心者なら、まずは週に1回、AHA(フルーツ酸)やBHA(サリチル酸)などが入った洗顔料から試してみて。
また、ピーリング後は一時的に皮膚が薄くなるので、保湿と紫外線対策は念入りに

【ケア法3】たるみに効果的な成分を経口摂取する

スキンケアとともに、たるみに有効とされる成分を食品やサプリメントで経口摂取するのも効果的です。

コラーゲン

コラーゲンと銘打った市販サプリメントは数多くありますが、実は、摂取したコラーゲンがそのままの形で体内に使われるわけではないのです。摂取したコラーゲンは体内でアミノ酸に分解され、それがコラーゲン生成などの材料に使われるという仕組み。確実な効果を期待するなら、継続的な使用がオススメです。

ビタミンC

抗酸化力が高く、コラーゲンの生成にも欠かせない美肌ビタミン。

ビオチン(ビタミンH)

ビタミンB複合体のひとつで、コラーゲンの生成を高める効果が。

【ケア法4】表情筋を鍛える

表情筋の図

体の他の部位の筋肉と同様に、表情筋は、動かさなければどんどん衰えていきます。たるみが気になり始めたら、日頃から表情筋を意識して動かすよう心がけて。
フェイスエクササイズを実践したり、表情筋を鍛える市販のたるみ対策グッズを取り入れるのも◎。
また、片側の歯ばかりで噛むクセがあると、使わない側の頬やあごの筋肉が衰えやすくなります。同じ筋肉ばかり使っていないか、自分の日頃の習慣も見直してみて。

たるみを悪化させるNGケア&習慣はこれ!

あごがたるんだ女性の顔
RosyHawks / PIXTA(ピクスタ)

たるみ改善のためによかれと思ってやっていたことが、実は逆効果だったかも!? 自分のたるみケア&習慣を最終チェック!

たるみを引き上げるため、上方向に強めにマッサージしている

すでにたるみ始めた皮膚は、コラーゲンやエラスチンが劣化していることが多いもの。強めのマッサージはさらにダメージを与え、たるみが悪化させる可能性が。また、同じ方向にばかり強めのマッサージをしていると、その部分がシワになってしまう恐れも。

目元のたるみ解消のため、アイクリームをぐりぐり塗り込んでいる

アイクリームの使用はOKですが、強く塗り込むのはNG! 皮膚の薄い目元は、他の部位よりコラーゲンやエラスチンがダメージを受けやすく、たるみに進行しやすい部位。アイクリームなどはやさしくのせて、なじませて。同様にアイメイクを落とす際も、強くこすらないよう気をつけて。

スマホやPCを長時間使っている。寝る直前までスマホが離せない

スマホなどの画面を長時間見ていると、目元の筋肉の血流が悪くなり、目元のたるみを助長する原因になります。また、スマホの画面を見るときは、どうしても顔が下向きになるため、首にシワができてしまうことも。

一番太陽を浴びる夏の季節だけ、UV対策をしている

紫外線はコラーゲンやエラスチンの変質を招き、肌老化の原因となる活性酸素を大量発生させます。たるみの元凶であり、UV対策は通年するのが必須です。日焼け止めや紫外線防止効果のある下地、ファンデーションなどを臨機応変に使いわけて、隙のないケアを心がけて。

[参考文献:『美容の医学 美容皮膚科学事典』監修・朝田康夫/中央書院]

(取材・制作:株式会社フォークラス

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