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2015.4.24

基本ケア、カットの形、塗り方、トレンドまで解説!ネイル大図鑑

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指先は、女性はもちろん、男性からも意外と見られているパーツ。メイクやファッションはこだわっているとしても、指先が放置プレイでは魅力も半減。爪のかたちから流行のカラー、アートまで、ネイルの基本を徹底レクチャーします!

実はこんなに古かった! ネイルの歴史

紀元前3000年以前の古代エジプトから、ネイルの歴史はスタートします。 染料植物ヘナの実

elf / PIXTA(ピクスタ)
この時代のものとされるミイラの爪は、「ヘンナ(ヘナ)」という植物の花の汁で染められていました。(地位が高いほど濃い紅色で染色され、低いほど薄紅色に染色されていたそうです)。 ホウセンカの花
anakinz / PIXTA(ピクスタ)
また、中国の唐の時代の楊貴妃も爪を染めていたといわれています。日本が唐の文化に強く影響を受けたのは知られていますが、平安時代に爪を染めるようになったのもそのひとつ。平安時代にはホウセンカの花、江戸時代には紅花を使用し、女性は爪を赤く染めていました。

そんな長い歴史を経て、今日のようなネイルラッカーが日本へ普及したのは1970年代。速乾性、耐水性に優れていたことから急速に女性の間に広まったのです。

◆1970年代 70年代後半にアメリカからネイル文化が伝来

ネイルエナメルともいわれるネイルラッカーは、乾きが速く水に強い自動車の塗料が原点。アメリカで発明され、”ネイルアーティスト”という職業が誕生したのもこの頃です。
同時期にはハリウッドのメイクアップアーティストにより「つけ爪」も登場。1970年代後半になり、日本にもアメリカのネイル文化が入ってきました。

◆1980年代 バブル景気でネイルもイケイケの時代

80年代前半の日本は、松田聖子さんや中森明菜さんなどアイドル全盛期。ところが、YouTubeなどで見てもわかるように、当時のアイドルたちはほとんど爪に色をつけていません。実は当時流行っていたのは、キュートで控えめなネイル。細かいラメが入った透明ピンクのネイルを塗るだけで、少女たちは一気に大人への階段を上がったような気分に。
一方で、80年代後半にはバブル景気が到来。メイクもネイルも一気に華やかで強い色味が主流となりました。赤のボディコンワンピ、赤いリップ、赤いネイルなど、とにかく「派手で目立つ」ことが第一優先!

◆1990年代 アムラー、コギャルなど若者文化が席巻

90年代に入るとバブルが崩壊し、アムラーに代表される細眉メイクが流行。「ベージュメイク」が一大ブームとなり、ネイルもピンクやベージュのコンサバカラーが流行
一方で、コギャルメイクも話題に。「ガングロ」や「白アイシャドウの囲み目」などの流行とともに、ネイルも白やネオンカラーなどの奇抜な色味も人気に。
同時にこの頃から、スカルプチュアがじわじわと浸透。しかし当時の施術料の相場は、両手指10本につき約3~5万円とかなりの高額。モデルやファッション関係者など、一部のおしゃれ上級者にしか受け入れられなかったようです。

◆2000年代 目元強調メイクでネイルはコンサバ化

コギャルメイクの名残りから、「デカ目」になるべくアイメイク至上主義時代に突入。目元にポイントを置くため、リップやネイルは控えめ。ピンクやベージュ、シンプルなフレンチネイルやグラデネイルなど、シーンを問わないコンサバなアートが人気に。
ネイルアートの技術としては、2000年代前半から一般にもスカルプ、ハードジェル、ネイルチップ(つけ爪)などのネイルアートが浸透。「3Dデコ」や「盛りネイル」などが流行し、ネイルは長め&スクエアが主流。浜崎あゆみさんなどのネイルが常に話題になっていました。
2000年代後半からは地爪にやさしく長持ちする、ソフトタイプのジェルネイルが人気に。デザインも「派手ネイル」ブームはひと段落し、シンプルで上品なデザインも多く見られるように。
また、以前は専門店でしか変えなかったネイルアートキットやケアアイテムが手軽に変えるようになったのも2000年以降から。以前と違い、ネイルが特別なものでなくなった証拠かもしれません。

基本的なネイルカットの形をマスターして

とんがった爪や丸い爪、四角い爪など、同じデザインでも爪の形で印象も変わります。普段のファッションや職種、なりたいイメージに合わせて、まずは自分に合う形をチョイスして。

オーバル

サイドから先にかけて、自然に丸くなったオーバル形のネイル

サイドから先にかけて、自然に丸くなったスタンダードな形。ラウンドよりも曲線的で、爪が長く見えやさしく女性的な印象に仕上がります。爪が大きい人や男性的な形をしている人が、女性らしく見せたいときにオススメ。強度は比較的弱めです。

ラウンド

先端は丸くサイドは直線的なのラウンド型のネイル

先端は丸くサイドは直線的な形。オーバルよりやや四角形寄りの形で、強度も比較的強め。どんなアートやカラーにも合う形です。自分でファイリングする場合、簡単で削りやすくオススメ。

スクエア

先端とサイドが一直線に整えられたスクエア形のネイル 先端は真横一直線、サイドもまっすぐ下に整えられた四角形のネイル。角も直角になっているのでクール&大人な印象を与えますが、引っかかりやすいのが難点。強度が高く折れにくいので、爪が弱い人にもオススメ。

スクエアオフ

角だけ丸みを帯びたスクエアオフ形のネイル

先端やサイドはスクエアと同じ、角だけ丸みを帯びているのがこの形の特徴。スクエアより指先が長く細く見える形です。衝撃にも強いため、地爪でも折れにくいのがうれしい。ラウンドと同様、自分で整える場合にオススメの形。

ポイント

爪の先端をシュッと鋭角に尖らせたポイント形のネイル

爪の先端をシュッと鋭角に尖らせたネイル。強度が弱く折れやすいので、地爪でこの形にしている人は少ないようです。スカルプやジェルネイルなど、強度を補強したネイルで人気の形。

セルフ派orサロン派?何が違うかチェック!

自宅で行うセルフネイル派から、プロにおまかせのサロン派まで、いろいろと選べる時代です。ここではネイルの種類を簡単に解説します。

カラーリング

ネイルポリッシュ ネイルカラー
MoustacheGirl / PIXTA(ピクスタ)

ポリッシュ(マニキュア)を使って、爪に色を塗る方法。セルフネイル派の多くがカラーリングで、簡単&リーズナブルに塗れるうえ、爪を傷めにくく落としやすいのも魅力。スカルプやジェルネイルと違い、色がはがれやすいのでカラーリングの事前にベースコート、仕上げにトップコートを塗って。落とす際はリムーバー(除光液)を使用。

水性ネイル

一般的なポリッシュに使われる有機溶剤を使用せず、主要剤として「水」を使用した、肌にも環境にもやさしいといわれる新タイプのネイルカラー。爪への有効成分も配合しているので、割れやすい爪、二枚爪などにも対応。素早く乾き、イヤなニオイがしないのも人気の点です。

スカルプチュア

スカルプチュア アクリルパウダー
めぐめぐ / PIXTA(ピクスタ)

もともとは「人工爪」「つけ爪」の総称でしたが、今ではアクリルリキッドとアクリルパウダーを化学重合させたもので作る人工爪の総称に。
爪に厚みを出したり、折れた爪でも長く復元することができるので、爪が弱い人や折れやすい人でも好みに合わせて爪の形をつくれます。
ただし、地爪をファイルで削るので、爪が薄くなるという難点が。また、独特のニオイが苦手という人もいます。ネイルサロンによっては、「折れた爪にスカルプチュアで長さを出し、ジェルネイルでアートを行う」という場合も。

ジェルネイル

ジェルネイル UVライト
MoustacheGirl / PIXTA(ピクスタ)

ジェルネイルには「ハードジェル」と「ソフトジェル(ソークオフジェル)」があります。2000年代にジェルネイルが日本に上陸した際は、ハードジェルが主流でした。しかし、ハードジェルはファイルで削らないとオフ(除去)できませんが、ソフトジェルはソークオフ、つまり溶液でオフすることが可能。その手軽さもあり、現在では以下のカルジェルやバイオジェルなどのような、ソフトジェルが人気となっています。
実際の施術では、ジェル状のアクリル樹脂の一種を爪にのせ、UVライトで固め、硬化後にネイルファイルで形を整えます。時間が経つと自然に硬化するスカルプチュアと違い、ジェルネイルはUVライトを当てるまで固まらないため、時間をかけて形作ることができます。また、スカルプチュアでは使うアクリルよりも、ジェルは密着度が高いため、はがれにくいのがメリットです。ジェルならではの仕クリア感やツヤ感に富んだ仕上がりも人気の理由のひとつ。一方、ニオイもなく3~4週間ほど長持ちしますが、オン、オフする際にポリッシュよりも時間と手間がかかるのが難点。
最近では自宅でできるセルフ用のジェルネイルもあり、「コストをかけず好みのネイルアートが楽しめる」と人気は当分続きそう。

カルジェル(ソフトジェル)

ソフトジェルの一種であるカルジェルは、自然な装着感と薄い仕上がりが特徴。自爪をファイルで削る必要がないので、爪が薄くならないのも利点。専用の溶液で簡単に落とせるのも特徴です。

バイオスカルプチュアジェル/バイオジェル(ソフトジェル)

こちらもソフトジェルの一種で、カルジェルと比較されることが多いもの。バイオジェルはカルジェルより硬く、長さを出すことができるのが特徴。柔軟性も高いので、ツメの保護にも適しています。

ネイルシール

ネイルシール
rachel / PIXTA(ピクスタ)

「テクニック要らずで時間をかけずおしゃれになれる」「サロンよりも経済的」などの理由で、人気の高いネイルシール。デザインや種類も豊富で、シールだとわからないほどのクオリティが高いものも増え続けています。

ネイルチップ

ネイルチップ
スミスジョージ / PIXTA(ピクスタ)

いわゆる「つけ爪」のこと。専用の粘着テープなどで簡単に取りはずしができ、繰り返し使えるのも特徴。「普段は自爪、休日だけおしゃれしたい」というときなどに便利。

セルフネイルの基本プロセス・大公開

「自分でネイルを塗るのって難しい! ムラになるし、すぐにはがれるし・・・」という人、必見です。ここであらためて、正しいネイルの塗り方を伝授。塗る前の下準備で、断然持ちが違います!

1 【下準備】ネイルファイルで爪の形を整える

ネイルファイルで爪を削る
dorry / PIXTA(ピクスタ)
爪を整える際は、爪切りではなくネイルファイルを使いましょう。人気の高い「ラウンドネイル」形のつくり方を例に進めます。

ファイルを爪に対して45度の角度であて、ファイルを一方向に動かします。先端は平らに、サイドはやや斜めになるように削って。

2-1【下準備】キューティクル(甘皮)を柔らかくする

お湯を入れたハンドバスに手をつける
Valua Vitaly / PIXTA(ピクスタ)
形を整えたら、次は甘皮などのキューティクルケア。甘皮とは、爪と皮膚の境目にある皮のこと。この甘皮がのびたままだと、ネイルを塗る面積が狭くなり、美しく仕上がりません。

キューティクルリムーバーを爪全体に塗り、お湯を入れたボールに指先を2~3分つけ、爪の周りの皮膚や甘皮を柔らかくします。

2-2【下準備】キューティクルをオフする

オレンジスティックで甘皮をオフ
スミスジョージ / PIXTA(ピクスタ)
もう一度キューティクルリムーバーを塗り、コットンを巻いたスティックで甘皮を皮膚の方へと押し上げます。最後に濡らしたガーゼを指に巻き付け、残った皮を優しく取り除けば完了。ささくれがある場合は、ニッパーでカットして。

3【下準備】爪の表面を整える

バッファーで爪表面を削り、全体を平らにならしましょう。バッファーにはさまざまな目の粗さがあるので、自分の爪の状態に合わせて選んでください。
ここまでケアをすれば自然なツヤが出て、ネイルを塗らなくても十分綺麗な爪になります。

4【ネイル】ベースコートで爪を保護

ベースコートを塗る手元
monika / PIXTA(ピクスタ)
ベースコートには、爪の表面を整えてネイルカラーの発色を助けるだけでなく、爪そのものに栄養を与える役割もあります。また、爪の色素沈着防止や紫外線防止効果のあるものも。

コットンスティックで爪表面の汚れや脂分を軽くオフ。その後、ベースコートを塗ります。
ベースコートは通常のネイルと同様に、ボトルの縁でブラシをきちんとしごき、液量を調整して。塗る方向は根元→先端に。中央、左右、爪の先端などのエッジ、塗り漏れのないように。

5【ネイル】カラーはエッジ→表面の順に塗る

赤いネイルポリッシュを塗る手元
TitovStudio / PIXTA(ピクスタ)
ネイルカラーは、ブラシの片面をボトルの口でよくしごき、量を調整します。このとき、ブラシが扇形に広がるようにしごくのがポイント。

爪の先端やサイドのエッジ部分を塗り、続いて爪表面の中央→左右の順に塗ります。根元から先端に向けて一方向に塗り、3~4回のブラシ運びで終わるように。色を濃くしたい場合は重ね塗りを。はみ出た部分は、ウッドスティックなどにリムーバーをつけてオフして。

6【ネイル】トップコートを塗って完成!

赤いネイルを塗った手元
FrameAngel / PIXTA(ピクスタ)

最後にトップコートをオン。爪表面はもちろん、先端やサイドのエッジまで丁寧に塗れば、はがれにくく長持ちする美ネイルの完成です。

簡単なのにおしゃれ!トレンドネイル4選

セルフネイルの基礎を学んだところで、最後に初心者でもトライしやすい簡単ネイルアートを4つご紹介。ぜひチャレンジしてみてください。

2トーンネイル -縦横自在、簡単なのにこなれて見える-

単色塗りからもう一歩進んだ「こなれネイル」をマスターしたい人にオススメのツートーンカラー。5本のうち1~2本をツートーンにするだけでもおしゃれに見えるうえ、つくり方は簡単。ストライプやボーダーなど、アレンジ次第で何通りものアートが楽しめます。

縦のツートーンネイルアート ストライプhow to◆1

5本指すべてにピンクを塗る。オレンジがかったピンクだと、上品さはキープしつつ、フレッシュではじけた印象に。

ストライプhow to◆2

親指と薬指の縦1/3にパープルを重ね塗りする。ピンクとシルバーの境目にホワイトのテープをオン。テープを使うことで、2色のネイルカラーの境目がガタついていても、綺麗に仕上がります。

横のツートーンネイルアート ボーダーhow to◆1

パールの強いブラックを5本の爪にまんべんなく塗る。ベースとなる色をシンプルな色にすると、どんな色でも組み合わせばっちり!

ボーダーhow to◆2

さし色はトレンドのマットなカーキをチョイス。まず、境目に横一直線に線を引き、そこから先端に向かって色を塗ると失敗しない。

マット×ストーン -1本だけ質感チェンジで、いきなりトレンドな爪に-

最近は、あえてペタッとした質感のマットネイルが続々登場。セルフアートする際は、さりげなくこういった質感の違うネイルを組み合わせるとセンスアップします。視線集中間違いなし。

マットネイルとストーンを合わせたネイルアート マット×ストーンhow to◆1

マットなグレーを薬指以外の4本に塗る。他の方法として、パール入りのネイルカラーににマットタイプのトップコートを重ねてもOK。ビロードのような上品な光沢感が出ます。

マット×ストーンhow to◆2

1で塗ったネイルの先端に小さめのストーンをオン。薬指はラメたっぷりのネイルを全面に塗って。マット×きらめくストーンのコンビネーションは、夏のバカンスネイルにもオススメ。

ホロネイル -大人仕様のドットはホロでつくる-

定番化しているドット模様のネイル。「子供っぽくなるし、自分で塗るとキレイな円が描けない」と苦手な人も多いのでは? そんな人にオススメなのがホロやネイルシール。手描きよりキレイに仕上がるうえ、時間もかからずにすみますよ。

ホログラムをのせたネイルアート ホロネイルhow to◆1

ピンク×レッドの暖色コンビには、ドットを少なめ&整然と置くのが、子どもっぽくならないコツ。まずは4本の指にピンクを、人差し指だけにレッドを爪全体に塗ります。

ホロネイルhow to◆2

ドットには市販のホロを使用。ポンポンポンと3つまっすぐに置いたら、最後に上からトップコートを塗り密着させて。ホロの代わりに丸いシールやストーンでも楽しめます。

ネイルアートイラスト:yuka takaki

(取材・制作:株式会社フォークラス

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