筒の周囲に毛があるブラシと、巻いて留めるカーラーを分けます。

ロールブラシを使う前に|筒の太さ・毛束・動かす準備の確認

tokila編集部

丸いブラシで毛先を整えたいのに、太さの違いが分からない、髪を巻き込んで外せなくなりそう。ロールブラシを初めて使うときは、回す練習より先に、筒の太さと扱う毛束を見ておきましょう。普通にとかす平たいブラシとは、髪の触れる面が違います。

ここでは、電動でない円筒型のロールブラシを選び、毛先へ当てる前の準備を整理します。熱源を内蔵するブラシ型アイロンや、髪へ巻いたまま留めるカーラーの使い方ではありません。手持ち品の説明を基準に、無理なく動かせる量から始めます。

1.円筒型のブラシと、髪へ残すカーラーを分ける

筒の周囲に毛があるブラシと、巻いて留めるカーラーを分けます。
筒の周囲に毛があるブラシと、巻いて留めるカーラーを分けます。

最初に道具を机へ置き、持ち手、筒状の土台、その周囲に植えられた毛やピンを見ます。ロールブラシは持ち手を動かしながら髪を整える道具です。毛束へ巻いたまま固定するカーラーとは役割を分け、形が丸いという理由だけで同じ使い方をしないようにしましょう。

本体に電源コードや充電口、温度表示があるなら、この記事の手動ブラシとは区別します。電動のブラシは通電の有無だけで使い方を決めず、専用の説明を読みます。熱源のないブラシでも、ドライヤーと組み合わせる際は耐熱温度や使える条件の確認が必要です。

毛の部分は、短い毛が密に並ぶもの、長いピンが交じるものなど、製品で異なります。長く出たピンの先と、その間の短い毛のどちらへ髪が触れるかを横から見ます。外周に見える突起をすべて同じ長さの歯と思わず、毛束を受ける面を確かめてください。

長いピンと、その間の短い毛の段差を近くで見ます。
長いピンと、その間の短い毛の段差を近くで見ます。

使う前には、ピンの曲がりや抜け、毛の大きな乱れ、持ち手のぐらつきを確認します。先端の丸い部分が欠けている物や、髪が引っかかる傷のある物は、髪へ通して様子を見る前に使用を控えます。汚れや残った髪の除去方法も、そのブラシの指定に合わせます。

見分けにくいときは、買ったときの商品表示や品番を探します。「丸いヘアブラシ」という名前だけでは、濡れた髪、熱風、洗剤への対応は分かりません。使える条件が不明なまま温風を当てたり、水へ沈めたりする手順へ進まないことが、準備の出発点です。

持ち手を握ったまま筒を見られることも大切です。長い髪が持ち手の付け根へ回り込むと、表から見える毛先だけでは状態を追いにくくなります。初めに筒と柄の境目を見ておくと、作業中にどこへ髪が入ったか確かめる目印になります。

2.筒だけでなく、毛先を含む太さと髪の長さを見る

筒の土台と、毛先まで含む外周のどちらの太さかを確認します。
筒の土台と、毛先まで含む外周のどちらの太さかを確認します。

次に、使いたい場所を前髪、顔まわり、長い毛先など一つに絞ります。ブラシの筒へ、その部分の髪がどのくらい沿うかを考えましょう。髪が短くて毛先が届きにくい場合と、長い髪が何周も重なりそうな場合では、確認する点が異なります。

太さを比べるときは、筒の土台の直径なのか、毛やピンの先までを含む直径なのかを読みます。二つの製品で数字が同じでも、測っている場所が違えば、髪を乗せる外周の大きさはそろいません。商品写真だけで選ばず、寸法の説明と横からの形を合わせて見ます。

例えば短い前髪を整えたいなら、手元でブラシを持つ位置も含め、毛先まで目で追えるかを確かめます。太い物を無理に髪の奥へ押し込み、届かない毛先を強く引いて巻き付ける必要はありません。対象の長さに使えると案内されたサイズから候補を選びます。

長い髪なら太ければ必ず扱いやすい、小さい筒なら必ず強いカールになる、とは決めません。毛の材質や密度、髪の長さ、当てる場所、動かし方も変わります。初めは希望する仕上がりの写真に加え、どの部分へ使いたいかを言葉にすると選びやすくなります。

店頭で持てる場合は、空のブラシを握り、手首を大きく曲げずに毛先へ運べるかも見ます。重さや柄の長さは、見た目の太さとは別の条件です。候補を比べる間は同じ手で持ち、指が滑らないか、筒の向きを目で確かめられるかを確認しましょう。

通販で選ぶときは、大きさの呼び名も製品ごとに読みます。同じMサイズでも、別シリーズのMと外周や柄の長さが一致するとは限りません。持っているブラシと比べるなら、全長と太さを別々に見て、どちらを変えたいのかを決めておきましょう。

3.絡まりをほどき、周囲の髪と毛束を分ける

周囲の髪を離し、両端が見える量をブラシへ乗せます。
周囲の髪を離し、両端が見える量をブラシへ乗せます。

使う髪の濡れ具合は、ブラシと併用する機器の説明に合わせます。乾いた髪向けのブラシを、濡れた髪の根元から押し通す使い方へ変えません。水分や整髪料を足す前に条件を読み、今回はどの状態の髪へ使うのかを決めてから準備します。

毛先に絡まりがある場合は、先に対応するくしなどで少しずつほどきます。毛先、中間、根元の順に確認し、引っかかる所で止めます。ロールブラシへ巻き付けてから絡まりを引き抜こうとせず、髪を下ろした状態で指や道具が無理なく通る所まで整えましょう。

一度に扱うのは、ブラシの面へ収まり、端から大きくあふれない毛束です。厚い束を一回で仕上げようとせず、周囲の髪をクリップなどで離します。取る量を一律のセンチ数で決めるより、ブラシの両端と、乗せた髪の端を見られる状態を目指します。

分けた毛束は、根元を強く引っ張らずに手で支えます。横の長い髪が筒へ入り込みそうなら、ブラシを当てる前に離して留め直します。前髪を扱うときは、目の近くへ筒を突き出す姿勢を避け、鏡で手元と毛先を同時に見られる位置を取ってください。

毛束を小さくしてもすぐ引っかかるなら、さらに回転させる前に髪を下ろします。残る絡まり、整髪料の固まり、ブラシの傷みがないかを分けて確認しましょう。髪の引っかかりを見直すときは、くしを通す前の準備と順番も参考になります。

取り分けた後は、クリップで留めた側から短い髪が落ちていないかも見ます。ブラシを動かし始めてから隣の髪を拾うと、想定より多い量が筒へ重なります。一度ブラシを置き、落ちた髪を離してから再開すれば、持ち替えながら無理に進めずに済みます。

4.熱を加える前に、毛先から外せる動きを確かめる

熱を加える前に、ブラシを毛先へ添え、外す動きを確かめます。
熱を加える前に、ブラシを毛先へ添え、外す動きを確かめます。

最初はドライヤーを置き、手元の説明に沿ってブラシを髪へ当てる位置を確認します。毛先の下へ筒を添え、髪がブラシのどこに乗っているかを鏡で見ます。まだ動きに慣れないうちは、根元まで何周も巻き上げる操作から始めないようにしましょう。

次に、大きく巻き付けずにいったんブラシを外し、毛先が素直に離れるかを確かめます。髪が筒の裏へ回り、どちらから外せるか見失うなら、そこで動きを止めます。毛束を支えながら当てた向きをたどり、髪をさらに巻き込む方向へ回し続けません。

動かせることを確認し、ドライヤーを併用するなら、ブラシと機器の両方の説明で、距離、風の向き、温度設定を確認します。一つの製品の使用例にある保持時間を、すべての道具や髪へ共通の秒数として当てはめないでください。吹出口をブラシへ押し当てる使い方もしません。

途中で熱い、痛い、動かないと感じたら、風を止めてから毛束を確認します。熱風を当てたまま片手で引き抜こうとせず、道具を安全な場所へ置きます。絡まりをほどけないときは無理に強く引かず、必要なら周囲の人や美容室へ助けを求めましょう。

手を離すと形が変わっても、すぐに回す回数や熱を増やさないようにします。まず毛束が厚すぎなかったか、毛先が途中で抜けていなかったかを見ます。きれいな形を一度で作ることより、髪を無理なく乗せ、外して下ろせる動きが続けられるかを確かめます。

ブラシを持つ手と風を送る手の両方を使う場面では、鏡の位置も準備の一部です。手元が見えず首をひねる必要があるなら、まず風を使わず動かせる範囲へ戻ります。背中側を大きく巻く動きまで、一人で一度に試す目標にしなくて構いません。

5.使った範囲を見直し、毛をつぶさず片づける

毛束を下ろした姿を見て、収納時はブラシの毛を押さえません。
毛束を下ろした姿を見て、収納時はブラシの毛を押さえません。

ブラシを外したら、同じ鏡で毛先と髪全体を見ます。前髪だけを整えた場合も、顔を少し左右へ向け、目にかからないか、周囲の髪とつながっているかを確かめます。筒を押さえている間の形と、手を離した後の形は分けて見ましょう。

次回に変える条件は、ブラシの太さ、毛束の量、当てる位置のうち一つに絞ります。別のブラシへ替える日に毛束まで大きく変えると、何が扱いやすさにつながったか分かりにくくなります。「前髪の端が見える量なら外しやすかった」のように短く残す方法もあります。

使い終わったら、筒へ巻き残った髪を確認します。手入れは製品の指定に沿い、ピンの間へ硬い道具を無理に差し込まないようにします。毛の植え付けや土台の材質によって洗える範囲は違うため、髪用の道具なら丸洗いできるとは考えません。

筒と柄の境目に回り込んだ一本の髪を見ます。
筒と柄の境目に回り込んだ一本の髪を見ます。

ドライヤーと使った物は、温かさが残っていないかを見てから収納します。カバーを使う場合は対応する大きさを選び、長いピンや短い毛を押しつぶさないように収めます。引き出しの中で筒の上へ重い物を載せず、次に取り出すときも毛先を引っかけない置き方にしましょう。

ロールブラシの準備は、丸い形を見分ける、使う髪に太さを合わせて考える、周囲の髪を離す、外せる動きを確かめる流れです。うまく動かせない日は、一度に仕上げる範囲を小さくして構いません。ヘアのノウハウも使い、今必要な手順から選んでください。

カバーの口が狭い場合は、毛を押し込んで形を合わせず、対応する収納方法を選び直します。持ち歩く日は、袋の中で柄だけが見えていても、筒へほかの物が当たっていないかを見ましょう。取り出した後にも毛の乱れを確かめると、次の準備につながります。

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トキラ編集部
丸いブラシのサイズ選び、数字だけで迷ったら「筒だけ? 毛先まで?」と見直すところから。手持ちの一本と比べると、次に選びたい太さを言葉にしやすそうです。
トキラ編集部
毛先全体を一度で仕上げようとせず、まずは鏡で両端が見える一束を準備。前髪や顔まわりの小さな範囲から、手の動きを覚える時間を作ってみませんか。
トキラ編集部
使い終わったブラシは、毛をつぶさない場所へ。朝に取り出したときまで考えて置き場所を決めるのも、道具を使う楽しみの一つですね。

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