9割以上が冬の髪乾燥を実感、髪質別に異なる悩みが明らかに ONEcosmeが調査結果を発表
株式会社FoRが運営するコスメ・スキンケア・ヘアケアプラットフォーム「ONEcosme」は、2025年11月14日から11月18日にかけ、20代から60代の女性100名を対象に「冬の髪パサつきのリアル調査」を実施しました。
この調査では、冬の乾燥シーズンにおける女性たちの髪や頭皮の悩み、ヘアケアの実態、そして理想の髪質に関する意識が明らかになりました。
冬の髪と頭皮の乾燥、9割以上が実感
ONEcosmeの調査によると、冬の時期に髪や頭皮の乾燥を感じると回答した人は、「とてもある」が35.0%、「ややある」が58.0%となり、合わせて9割以上にのぼりました。
この結果は、多くの女性が冬になると髪や頭皮の乾燥を日常的に感じている実態を示しています。冷たい外気や湿度の低下、暖房による室内の乾燥など、冬特有の環境が髪や頭皮に影響を与えていると考えられます。
今回のアンケートに協力した回答者の年代比率は、20代が17.0%、30代が41.0%、40代が27.0%、50代が11.0%、60代が4.0%でした。また、回答者の髪質はくせ毛が52%、直毛が36%、ゆるいウェーブが12%を占めています。

髪質で異なる冬の髪悩み「パサつき」が最多
髪や頭皮の悩みについて尋ねたところ、最も多く挙がったのは「パサつき」でした。
その他にも、「うねり・広がり」「枝毛・切れ毛」「静電気」「ツヤのなさ」「頭皮の乾燥・かゆみ」など、乾燥を起点とした複数の悩みを同時に抱える人が多いことが判明しています。

髪質別の悩みと対策の傾向
今回の調査では、髪質によって悩みの傾向に違いがあることも明らかになりました。
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くせ毛の方:うねり・広がり、パサつき、頭皮のかゆみなどが上位に挙がっています。乾燥した冬場は髪が広がりやすいため、しっとりとした質感に導く保湿力の高いヘアケアが重要です。
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直毛の方:パサつき、静電気、枝毛・切れ毛が目立ちやすい傾向があります。軽めのヘアオイルやミストタイプの保湿アイテムで、質感を整えながら静電気を抑えるケアが注目されています。
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ゆるいウェーブの方:枝毛・切れ毛、ツヤのなさ、静電気などが主な悩みです。補修力の高いトリートメントや、ツヤを補うオイル・クリームをスタイリング前後に使い分けるケアが支持されています。
このように、冬の髪悩みは「乾燥」という共通点があるものの、髪質によって現れ方や対策は大きく異なります。単に潤すだけでなく、保湿、補修、静電気対策など、目的に合ったケアを選ぶことが美しい髪を保つポイントです。
乾燥を感じるタイミングとヘアケアの実態
髪や頭皮の乾燥を感じるタイミングとして最も多かったのは「ドライヤー後」で30.5%でした。熱による水分蒸発がパサつきや頭皮のつっぱりにつながると考えられます。
次いで「外出時の冷たい風」(19.3%)、「朝起きたとき」(16.6%)、「季節の変わり目」(15.0%)と続き、日常の様々な場面で乾燥ダメージを受けている実態がうかがえます。
現在のヘアケアアイテムの使用状況を見ると、「シャンプー」(28.9%)、「コンディショナー」(23.5%)、「トリートメント」(19.9%)といった基本アイテムが中心です。アウトバスケアでは「ヘアオイル」(18.1%)を取り入れている人も多く、乾燥対策として定着しつつあります。

冬の乾燥・静電気対策と頭皮ケアへの意識
冬の乾燥や静電気対策として行っている習慣については、「ヘアミルク・ヘアオイルを使用する」(35.6%)が最も多く、「洗い流さないトリートメントを使う」(25.5%)、「加湿器を使う」(16.8%)が続きました。
髪の内側と外側の両面からうるおいを守ろうとする意識が見られます。また、「ナイトキャップを使用する」や「ドライヤーを変える」といった工夫を取り入れている人もいました。
頭皮ケア(スカルプケア)への意識については、「最近興味が出てきた」と回答した人が46.0%と最も多く、関心が高まっていることがうかがえます。しかし、「意識していない」と答えた人も34.0%おり、日常的な習慣として定着している人はまだ少ない状況です。
冬は乾燥や血行不良により頭皮トラブルが起こりやすい季節です。近年では頭皮も「肌の一部」と捉え、顔と同様にケアする考え方が広がりつつあります。洗浄力が強すぎないシャンプーの使用や、入浴時のマッサージなどが頭皮ケアの基本とされています。

ヘアケア製品選びの情報源と理想の髪質
ヘアケア製品を購入する際、最も参考にされる情報源は「口コミサイト」(34.0%)と「SNS投稿」(28.0%)でした。
これは、実際に使用した人のリアルな体験談やビフォーアフターを重視する傾向が強いことを示しています。美容師のおすすめやドラッグストアのPOPなども参考にされており、複数の情報源を比較検討する姿勢が見られます。
理想の髪質・仕上がりイメージについては、「しっとりまとまる髪」が57.0%と最も多く挙げられました。
特に冬は乾燥で髪が広がりやすいため、うるおいを保ちつつ、扱いやすい状態を求める声が多いことがわかります。次いで「サラサラ」(26.0%)、「ツヤ重視」(8.0%)が続き、見た目の美しさや手触りの良さも重視されています。
調査結果から見えてくる冬のヘアケアのポイント
今回のONEcosmeの調査により、冬の時期には多くの女性が髪や頭皮の乾燥に悩んでおり、特に「パサつき」「うねり・広がり」「ツヤ不足」といった多様な問題が髪質を問わず発生していることが明らかになりました。
乾燥を感じるタイミングもドライヤー後や外出時、起床時など日常の中に多く、知らず知らずのうちにダメージが蓄積されている可能性が示されています。
一方で、ヘアケアはシャンプーやトリートメントなど基本的なケアにとどまっている人が多く、アウトバスケアや頭皮ケアは十分に浸透していない傾向も見られます。理想の髪質として「しっとりまとまる髪」が多く挙げられていることから、冬は保湿と補修を意識したケアの見直しが重要であるとONEcosmeは指摘しています。
乾燥しやすい冬こそ、髪質や悩みに合わせたアイテム選びと、頭皮まで含めた総合的なケアを意識することで、扱いやすく美しい髪を保ちやすくなると考えられます。
ONEcosmeの調査詳細はこちら
調査概要
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調査方法:アンケート調査
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調査期間:2025年11月14日〜2025年11月18日
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調査対象:20代~60代の女性100名
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調査項目:「冬の髪パサつきのリアル調査」に関するアンケート
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出典元:ONEcosme調べ
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