キッカの秋新色はナチュラルな質感で、大人メイクの格上げを
5月24日、グランド ハイアット 東京3F タラゴンにて「CHICCA 2016 Autumn Collection」が開催されました。
今シーズンのキッカのテーマは「グラム・ポップ」。
ひと塗りでわかる、軽やかなツヤと質感。そして、透明感あふれる発色と輝き。ポップな色彩も、グラマラスなきらめきも仕上がりは、洗礼された美しさでした。
発表会のメインは、キッカ ブランド クリエイターの吉川康雄さんによる、新作アイテムを使ったデモンストレーション!
キッカ ブランド クリエイター 吉川康雄さん
この日のtokilaの席は幸運にも、ステージ前という特等席。肉声が聞こえる距離です!
吉川さんがメイクでとにかく大切にしているのは「質感」。
何事も“やりすぎない”。
それが、“大人”がメイクを楽しむポイントなのだとか。
登場したモデルは、既にベースメイクまで仕上がった状態。ここからまずは、新作のキッカ フラッシュブラッシュを使用したチークメイクをスタート!
吉川さんが手にしているのが、フラッシュブラッシュの新色。
左:キッカ フラッシュブラッシュ 15 ピンクグァバ ¥3,000(税抜) ケース ¥2,000(税抜)スポンジ 2個入り ¥1,000(税抜) 2016年8月17日発売
吉川さんのチークメイクのポイントは?
「チークを美しく仕上げるポイントは“スタンプ塗り”すること。
キッカのスポンジは特徴的な三角形をしています。この一番広い面に、均一にフラッシュブラッシュを取ります。面に均一に色をとることで、肌にも均一に色がのせられます。
実はこれ、あえて、チークを取りにくくしているんです。でも、そこから始めてください。
今どきなのは、色味が出るか出ないか・・・という、ほんのりピンクチーク。ピンクだけが目立つと、そこがアクセントとなってしまうので、ちょっとしたほてり感で抑えてください」
とのこと。
席には新作のテスターが並んでおり、実際に試すことができました。
キッカ フラッシュブラッシュ 15を手元に塗ったところ
吉川さんのレクチャーどおり、スポンジ(上写真のチークの右横)にチークを塗布し、手の甲へポンポンとのせてみました。これで1回分です。親指の付け根の上あたりが、ほんのりとピンクに色づいているのがわかりますか?
大人の頬がいかにも”ここにピンクを塗りました!”というようにボテッと色づいているのは、10代メイクを引きずっているように見られてしまいます。この日、私のテーブルにはメディア関係者の女性数名が同席していましたが、「いまだにそういう子っているよね~」と会話にのぼりました。大人になったら、わきまえたメイクを身に着けたいものです。
次にアイメイク。
ここでも吉川さんならではのメイクテクニックが披露されます。覚えておいて、損はなし!
キッカ ミスティック パウダーアイシャドウ
左から:EX30 キュービックアイス(限定色)、EX31 オレンジバナナチョコ(限定色) 、12 ラベンダーウィンク ¥5,500(税抜)2016年8月17日発売
「今日のアイメイクには、キッカ ミスティック パウダーアイシャドウ 12 ラベンダーウィンクを使用します。パレットのデザインは秋冬のトレンドカラーを意識して、タータンチェック風に色を配置しました。
ポイントは、“一番濃いシェードカラーからのせる”こと。一番濃い色から使えば、濃さの上限がそこで決まります。あとは、他の色をのせながら肌になじませればいい。これで、ナチュラルに仕上げられます。
淡い色からメイクを始めると、グラデーションをつけようと思って、どんどん濃くなっていきます。
また、そういうメイクで一番痛いのは、ハイライトをつけすぎてしまうこと。いかにも”アイメイクしました!”という、非常に残念な仕上がりになりますし、優しい雰囲気からは遠ざかります」
目元に濃い色からのせるのは、プロのヘア&メイクアップアーティストならではの発想。確かに、目元のコントラストを調整するのにはよい方法ですね。
キッカ ミスティック ソフトペンシルアイライナーを使う吉川さん。上写真の色は、04 キャビア&グリッツ。¥3,000(税抜)2016年8月17日発売
「次は、アイライン。キッカ ミスティック ソフトペンシルアイライナーを使用します。これには大人も楽しめる、ほどよいキラキラ感があります。決してパーティーメイクにはなりません。
ここで、僕から皆さんにひとつ質問です。アイラインのエンド(目尻の終わり)はどうしていますか? 数年前からキャットラインなどが流行っていますが、僕のオススメはエンドをを綿棒でボカすこと。ナチュラルに仕上がりますよ。」
さて、最後はリップメイクです。
キッカ メスメリック ウェットリップオイル 3色 ¥3,200(税抜) 2016年8月17日発売
左から:01 エンジェルブラッド、02 レッドネオン、03 カシス
「濡れた唇って最高にセクシーですよね。唇が濡れているだけで、その人が魅力的に見えてくる。逆に、大人の女性の唇が渇いてガサガサだと、いろんな意味で痛く見えるので気をつけてください(笑)。女性なら何がなんでも唇を濡らしていてほしいのが、僕の願いです」
「今回の新作は、キッカならではの“水紅”仕上げです。
以前から僕は、広告の撮影などでメイクをする際、モデルの唇にツヤを出すためにオリーブオイルを塗ることがありました。そうすると絶妙なツヤが生まれ、唇自体もしっとりするので、モデルにも喜ばれます。そんな体験を今回の商品づくりにも活かしました。
このリップオイルは、グロスよりも薄膜なツヤ感がほんのりとにじみ出ます。それでいて、フレッシュな潤んだ唇になるんです。これも、1回でチップにとれる量を、あえて少なめにしています。でも、これが1回の量です」
上写真にあるのが、実際のチップです。チップ部分は0.3mmの短い毛になっているので、吉川さんが言う通り、一般のグロスやリキッドリップよりも少ない量しかとれない設計です。
濡れた唇の質感に特にこだわる吉川さんは、どうしても「唇を舐めたときの濡れ感を出したかった」そう。しかし、いざメイクアップでそれを再現しようとすると、ひと筋縄ではいかず、苦労したと話していました。そして出た結論は意外にも・・・。
ということ。
吉川さんは、「グロスのツヤとは根本的に異なる、もっと自然でありながら力強い、イキイキとした水系のツヤ感が必要」と考えました。そこで、ベビーオイルのようなみずみずしいオイルの薄膜をやわらかく固めた、“水紅”という質感に辿りついたそうです。
吉川さんのメイクテクニックが惜しげもなく披露された、CHICCA 2016 Autumn Collection。しきりに「質感」と繰り返していた吉川氏が印象的でした。
大人の女性がメイクで遊べるように、すべての色を少量ずつから試す・・・キッカがスポンジやチップなどのツールひとつひとつまで、そのことをを意識して設計しているのは、他にはないこだわりだと感じました。近々、大人向けのベースメイクアイテムの発表もあるとのことなので、そちらもとっても楽しみです!
問い合わせ/カネボウ化粧品 03-6745-30501
Brand/CHICCA
Place/GRAND HYATT TOKYO
Date/2016.5.24
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