必見！リノ 開発者田中さんの自宅で簡単スタイリングアドバイス
キャラバン日記パート2。
今回は、ヘアケアブランド「RENO（リノ）」の開発兼、完全会員制ビューティサロンのオーナー田中誠太朗さんにお越しいただいたのですが、田中さんと言えば、サロンワークだけに留まらず雑誌・CM・広告など多方面で撮影のヘアメイクも手掛けるヘアメイクデザイナー。
また、tokilaメンバーの浅葱真衣さん、奥島美帆さんにも参加いただいた絶好の機会。2人に自宅で簡単にできるスタリングのコツを、田中さん直々に教えていただくことになりました。
ヘアメイクデザイナー 田中誠太朗さん
原宿・青山・六本木と美容業界を牽引するカリスマサロンで経験を積む。 観月ありさはじめ数多くの著名人を担当し、サロンワークだけに留まらず雑誌・CM・広告など多方面で撮影のヘアメイクも手掛ける。
また、TV番組への出演や、大手化粧品メーカーでのセミナー、海外での美容講演も成功させ活躍の幅を多岐に渡って広げている。 近年では『年間契約100万円の会員制ビューティーサロン「Reno 801」』を自社ブランドで展開し、他業界からも注目を浴びていています。
では、早速、浅葱さんから。
浅葱さんの今の髪型はとても似合っていますが、髪やスタイリングで悩んでいることはありますか？
最近、デジタルパーマを毛先にかけたのですが、はねてしまって上手くまとまらないのが悩みです。また、雨の日などはぺしゃんこになるので、ふんわりと仕上げる方法が知りたいです。
わかりました。では、せっかくなのでパーマを生かしたスタリイングにしましょう。
こちらがbeforの浅葱さん
まずは、水で濡らしてシャンプー&タオルドライを状態を再現します。
水のスプレーで髪全体をほどよく濡らします
続いて、パーマのウェーブを出したいと思う高さまで、毛先を手のひらで持ち上げます。そして、上からドライヤーを当てます。
バネを縮めて熱をあてると形が復活する原理をパーマに応用。すると、パーマのウエーブが復活して、手を離すとふんわりした感じになります。この時、必ず上からドライヤーを当てるのがポイントです。
毛先を手のひらで持ってドライヤーを上から当てると・・・
確かにパーマのウェーブが復元しています
反対側を浅葱さん自身がやってみることに。
慣れない方法にちょっぴり苦戦しているようです
その後、しっかりとスタイリング用のクリームをなじませます。
クリームはたっぷり取るように
クリームはたっぷりと手のひらにとり、まずは両手で馴染ませたら、手を櫛のよう両手でとかすように全体につけていきます。
両手を櫛のようにして髪全体に馴染ませます
仕上がりがこちらです。
afterがこちら
先ほどよりも柔らかい雰囲気になりました。一般的に毛先は、まとめようとしてしまうけれど、あえて遊ばせるというのがいいんですね。
毛先がふんわりすると、なんだか小顔効果もあるような・・・。
【スタイリングしてもらった浅葱さんの感想】
パーマのしくみについての説明で、バネとして利用しましょうという話が分かりやすかったです。細かいカールをたくさん作ってボリュームを出すと顔が小さく見えるというのも理解しました。が、頬骨の位置がはっきり見えてしまうため、少し慣れないと恥ずかしいかなとも。
あれからドライヤーで乾かす時は持ち上げて乾かすようにしています。自分で細かいカールを作るには時間がかかりますので、まだ習得できてませんが・・・頑張ります！
オーナーさんに直々にスタイリングしてもらえると思ってなかったので有難い体験でした。ありがとうございました！
続いては、奥島さん。
ロングヘアが素敵ですが、髪やスタリングで悩んでいることはありますか？
くせ毛なので、定期的に縮毛矯正をかけています。また、カラーも黒っぽい感じなので重たい雰囲気になってしまうので、軽く見せる方法が知りたいです。
毛先に動きを出して軽い印象にしてみましょう。また、長さがあるので頭頂部の短い毛（あほ毛）も気になるので、その辺りもスッキリ見せるように仕上げてみましょう。
こちらがbeforの奥島さん
毛先を巻いて、軽さを出していこうと思います。使うのは15mmのアイロン。外巻きにしていきます。
細かくとっていくようにしましょう。
巻く時は細かく取るのがポイント
巻いているところを手で持っていますが・・・
ちなみに、アイロンの温度は130度です。しかも、このロングヘア15mmというのもなかなかないと思いますが、今回はあえて。
130度という低い温度だと、髪を巻いたアイロンを手で触っても熱くないから、実は巻きやすいんです。
奥島さんも反対側を自分でやってみることに
普段外巻きはされないそうなので、ちょっぴり巻きにくそうです
全体に巻いたら、少し伸ばすようにドライヤーの冷風を当てます。
巻いた髪にドライヤーの冷風を当てます
せっかく巻いたのに伸ばしてしまうの？と思われると思いますが、これは茹でた麺を水で締めるそんなイメージ。冷風を当てることで、カールがしっかりついて持ちも良くなります。
低い温度で巻き、冷風をかけるので、髪のダメージも軽減できるんです。
仕上げにスタイリング剤をつけていきます。
ロングの場合、チョンチョンと短い毛があほ毛が出やすいので、毛先と頭頂部につけるスタイリング剤を分けると良いと思います。
クリームは両手でしっかり馴染ませるのがコツ
頭頂部は、しっかりとスタイリングできるクリームで、気になるあほ毛を落ち着かせます。
毛先は軽い仕上がりのバームタイプを使用します。どちらも手のひらに取り、両手でしっかり擦り合わせてから全体に馴染ませます。
仕上がりがこちら。
こちらがafterの奥島さん
とても華やか！奥島さんの希望通り、軽くなったし、明るい印象にもなりました。低温の外巻き&冷風を当てる、個人的にも試してみたいです。
【スタイリングしてもらった奥島さんの感想】
神の手？な感じの田中さんの手の動きに感動です。
いつもスタイルから抜け出せる要点やコツを、実践しながらレクチャーして頂いたので、とても分かりやすかったです。
素敵な外巻きヘアにして頂いて、気分も上がりました。ありがとうございました！
と、大満足の2人。せっかく素敵に仕上げていただいたので、最後に田中さんと3人で記念撮影。
とっても素敵に仕上げていただきました！
パーマのウェーブをうまく出す方法や、低温で巻く、冷風を当てるなど個人的にも自宅で試してみたいものばかりでした。2人ともスタイリング前と後では表情も明るくなったような感じで、メイクと同様ヘアスタイルも決まると気持ちが上がるものですね。私たちにもわかりやすく、かつ取り入れやすいスタリングの方法を教えていただき、さすがプロ！は違いますね。浅葱さんも奥島さんも、田中さんのファンになったようです。もちろん、私も。
取材をした時からは想像もつかないほどの自粛生活で、現在は思うように外出もできませんが、自宅でスタリイングの練習をするには持ってこいの機会。いろいろ試してみて、自分にあったスタイルを見つけてみるのも良いかもしれません。ちなみに、田中さんが開発したリノ クロノシャルム シャンプーと、リノ クロノシャルム トリートメントを使うと、髪が扱いやすくなるのでスタイリングも楽になるそうです。
オンラインショップから購入可能なので、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
田中さん、そして参加してくれた浅葱さん、奥島さん、ありがとうございました！！
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