
耳への日焼け止めの塗り方|表・裏・眼鏡が当たる所を確認

頬や額まで日焼け止めを塗ったあと、鏡の前で顔を横に向けてみると、耳の上が髪から出ていることがあります。耳の裏はさらに見えにくく、髪を結んだり、外出先で耳にかけたりする日は、出かける前と途中で露出する場所も変わります。
耳に日焼け止めを塗るときは、指の腹で表の輪郭に沿い、顔を少し横に向けて裏の皮膚にも広げます。塗るのは耳の外側に見える皮膚です。耳の穴に入れたり、奥のくぼみへ押し込んだりする必要はありません。ここでは、手に取って広げるタイプを使うときの流れを紹介します。
1.髪をよけて、耳のどこが外に出るか見る

鏡に向かって少し横を向き、耳の上のふち、耳たぶ、耳の裏を順に見ます。正面から見える耳たぶに目が行きがちですが、横を向くと、耳の上部や髪がかかっていた裏側も見えてきます。左右で髪の分け目や耳にかける量が違うなら、片側を見て終わらせず、反対も顔の向きを変えて確認します。
髪が耳にかぶって手が入りにくいときは、手で押さえ続けるよりも、留め具で髪をまとめてから作業すると両手が空きます。留め具を耳のすぐ上につけると、今度はそれが指の通り道をふさぐことがあります。髪だけを少し後ろへまとめ、耳と髪の間に皮膚が見える場所を作りましょう。

耳の裏は、顔を横へ向けても鏡一枚では見えにくいことがあります。見え方を確かめたいときは、洗面台の鏡に向かい、小さな手鏡の角度を変えます。見つけたいのは、耳の外側の皮膚が頭側へ折り返す所です。耳を強く引っ張って広げるより、髪と顔の向きを変えるほうが、あとで指を置く位置を見失いにくくなります。
耳に髪をかける日と、帽子をかぶって髪を下ろす日では、見える範囲が同じとは限りません。朝の鏡では、そのときの髪型に加えて、移動中に髪を結ぶ予定があるかも考えると、確認する場所を決めやすくなります。
2.使う日焼け止めの表示を読み、指の腹に取る

手持ちの日焼け止めで、耳の外側の皮膚に使えるものか、容器や外箱の使用部位と使い方を確認します。顔とからだで取り方が分けられていることもあります。振ってから使う指定がある製品は、ふたを閉め、指に取る前にその操作を済ませます。
手に取って使う乳液状やクリーム状の製品でも、取り出し口から出る勢いはさまざまです。液がさらっと広がるときは、いったん手のひらで受けてから指の腹に移すと量を分けやすくなります。スプレーしか持っていないときは耳へ直接吹き付ける前に、使える部位と手に取って塗る方法が案内されているかを読みましょう。
頬を塗ったあとに手のひらに残ったものだけで耳も済ませると、どの程度の量を耳に回したかが分かりにくくなります。顔への塗布とは工程を分け、耳の分を改めて取ると、左右に塗ることも意識しやすくなります。使用量は手持ち品の案内を手がかりにし、指の腹にいったん扱いやすい分を取ります。
耳は顔の平らな部分よりも幅が狭く、ふちには起伏があります。手のひら全体に広げてから当てるより、指の腹に取ると、最初に置く場所が見やすくなります。どの製品にも当てはまる耳専用の滴数を決める必要はありません。容器から直接耳へ出す方法も避け、手元で取ってから広げます。
液が指から流れやすいときは、耳まで手を運ぶ前に指先を上に向け、扱える分に分けます。片側に使った分がもう片側にも残っているか曖昧なら、両耳を一度に仕上げようとせず、片側ずつ必要に応じて取り直します。
3.耳の表は、上のふちから耳たぶへ指を移す

耳の表では、耳の穴から離れた外周に人差し指の腹を当てます。まず上のふちを見つけ、その外側に沿って耳たぶのほうへ少しずつ指を動かします。耳の上を通ったつもりでも、指が頬の横を滑って髪の生え際だけに触れている場合があります。最初の一回は、指の腹と耳のふちが実際に触れるところを鏡で確かめましょう。
外側のふちと、表から見える外側の皮膚を順に扱います。指先を立ててくぼみをたどると、どこへ日焼け止めを運んでいるか見づらくなります。耳の穴に近い部分へ指を寄せず、表面に指の腹を寝かせて広げると、力を入れずに塗る範囲を区切れます。
耳たぶの手前に液が集まったら、その場所で何度もこするよりも、まず鏡で周りを確認します。まだ広げていない外側の皮膚があれば、そこへ少しずつなじませます。反対に、髪についた液を耳の近くでぬぐい続けると、指がどこへ触れたか分からなくなりがちです。髪を留め直してから、塗り残した所に戻ります。
イヤリングやピアスを着ける日は、装着前のほうが耳たぶの表と下のふちを見分けやすくなります。アクセサリーを避けて指を何度も行き来させる代わりに、日焼け止めとアクセサリーの順番を決めておくと、朝の手順に組み込みやすくなります。
4.耳の裏は、親指の腹を外側の皮膚へ当てる

表を終えたら、顔を少し横に向けます。髪をよけたまま、耳の裏の皮膚へ親指の腹を軽く当て、上から下へ少しずつ場所を移して広げます。親指が耳の裏を外れて頭側だけに触れている場合もあるので、最初は手を動かす前に、指の腹がどこに当たったかを確かめてください。
片手で位置を取りにくい場合は、親指を耳の裏、人差し指を表に軽く添えると、指の位置をつかみやすくなります。指の間で耳を強く挟んだり、折り曲げたりする必要はありません。耳の上の裏から耳たぶの後ろへと小さく区切ると、指を滑らせる場所を確認しながら進められます。
裏を塗り終えたら手を離し、耳の下と髪との境を見ます。白く残った筋や一か所に集まった液があれば、その場所を手がかりに広げ方を見直します。ただし、透明になじむ製品では見た目だけで塗れた範囲や量を判断しづらいため、表、裏、反対の耳と進む順番で塗った所を把握しましょう。
耳を済ませたあとで首やうなじに移る場合も、塗る場所をいったん分けて考えます。耳の後ろを触った動きと、首を横へなでた動きは範囲が異なります。耳の裏を終えてから首へ、と区切ると、境目のどこまで塗ったかを振り返りやすくなります。
5.汗を拭いたあとや、眼鏡が触れた場所を見直す

外出中に汗や水分を拭いたときは、頬だけでなく、タオルやティッシュが触れた耳も見直します。塗り直す前に汗が残っていれば、清潔なティッシュを軽く当てて押さえます。耳の表から裏まで一気にこすらず、触れた場所を確かめてから、手持ち品の使用方法に沿って塗り直しましょう。
眼鏡をよく外す日は、つるが耳の上でどこに乗るかを一度見ておくと、外した後に確認する場所が分かります。耳の上に沿って後ろへ曲がる部分や、マスクのひもが耳の付け根に沿っている部分は、正面からだと見つけにくい接点です。

触れた跡の有無だけで日焼け止めの残り方を判断するのは難しいものです。汗や水で流れたとき、布で拭いたときなど、直前に何が触れたかを手がかりにします。肌が乾いた状態で使う指定なども含め、手持ち品の条件を読み、塗り直しの目安は表示とその日の過ごし方に合わせます。
耳を見直すきっかけは、眼鏡を外したときや帽子をかぶり直したときなど、外出中の動作に結びつけると覚えやすくなります。日差しが強い場所で長く過ごす日は、つばの広い帽子や日陰も取り入れます。帰宅後は、耳の外側にも塗ったことを思い出して、日焼け止めの落とし方を手持ち品の表示と照らし合わせてください。
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