
クレイ洗顔の使い方|泡立てる・そのまま塗る・パック洗顔の見分け方

クレイ配合の洗顔料を手に取ったとき、いつものように泡立てるのか、ペーストのまま顔にのせるのか迷うことがあります。まず、チューブの色や中身の硬さで決める前に、裏面の「使い方」を読みましょう。クレイ配合でも、水を加えて泡立てる洗顔料と、泡立てずに肌へ広げる洗顔料があります。
同じ一本に「普段の洗顔」と「パック洗顔」の両方が載っている場合は、使う日に応じて一方の手順を選びます。泡立てるかどうか、顔をぬらすかどうか、すすぐまでの時間。この三つを、手をぬらす前に確認しておくと途中で迷いにくくなります。
1.クレイ配合でも、泡立てるかは表示で決める

「クレイ配合」は中身についての表示です。使い方の欄に「水またはぬるま湯で泡立てる」とあれば、まず手の上で泡を作るタイプです。「泡立てずに顔へ広げる」とあれば、ペーストのまま使います。「洗顔とパック」のように二つの使い方が並んでいれば、どちらの欄を読むかを先に決めましょう。
見た目が似たチューブでも、泡立てる製品と泡立てない製品があります。中身が白いから泡立てる、灰色やベージュだからそのまま塗る、といった分け方はできません。たとえば、手のひらに出した直後はどちらもペースト状に見えても、顔に触れる時点では、泡立てるタイプは泡、泡立てないタイプはペーストです。
洗顔料として使うときは、まず表示の用途を確認します。メイクをしている日は、その洗顔料でメイクまで落とせるか、先にクレンジングが必要かも確認してください。「クレイ配合」だけでは、落とせるメイクの種類や、洗顔だけで済むかは判断できません。日焼け止めを使った日は、日焼け止めの落とし方も合わせて確認できます。
似たパッケージで買い替えたときや、家族と洗面台を共用しているときは、前の製品で覚えた手順をそのまま使わず、手元の一本を読み直しましょう。外箱にしか詳しい手順がない場合は、捨てる前に「量」「顔をぬらすか」「泡立てるか」の三点を見ておくと次に使いやすくなります。
2.泡立てるタイプは、顔にのせる前に泡を作る

泡立てる指定なら、まず表示に沿って手や顔をぬらし、一回分を手に取ります。水かぬるま湯で泡立てる案内がある場合は、水を一気にたくさん足すより、手のひらで泡の状態を見ながら加えます。泡ができてから顔へ運ぶ手順と、顔にペーストを広げてから洗い流す手順を、途中で入れ替えないようにしましょう。
泡立ての途中で泡が手首から流れたり、洗顔料の塊だけが手のひらに残ったりするときは、そのまま顔へ運ぶ前に手元を見ます。水を足した直後は、泡の中の細かな気泡とは別に、透明な水滴が手首側に流れることがあります。泡の量を増やそうと水を足し続けず、まず今ある洗顔料と水が混ざっているか確かめてください。

泡の中にペーストの塊が残っていれば、手の上で塊をほぐしてから泡立てます。逆に、手を傾けただけで水と一緒に流れてしまうほどなら、最初からやり直し、次は水を足す量を見直します。泡立てネットを使える製品なら、ネットの使用方法も確認し、手元に取った泡を顔へ運びます。
顔にのせたら、表示に沿って泡を広げ、洗い終えたらすすぎます。泡が手の中でうまくまとまらなかった日は、洗う力を強めて補うより、次回は一回分の量と加える水を分けて見直すと、どちらを変えると扱いやすいか分かります。製品が定める量や手順があるときは、その範囲で試しましょう。
3.泡立てないタイプは、肌をぬらす指定と塗る範囲を読む

泡立て不要のペーストは、まず手や顔をぬらしてから使うかを確認します。顔を軽くぬらしてから広げる製品もあります。別の用途で「乾いた肌に」と書かれていたら、その指示が普段の洗顔用なのか、パック洗顔用なのかを読み分けてください。片方の欄にある準備を、もう片方へ持ち込まないのがコツです。
表示に沿って手に取り、使える範囲へやさしく広げます。目元など避ける部位の指定があれば、先にその境目を確認してください。鏡の前で頬のように広げる場所が見えやすい部分から動かすと、ペーストがどこまで届いたかを見ながら使えます。顔全体に使う表示と、指定された部分だけに使う表示では、同じ量を一か所へ集める必要もありません。
途中で指が引っかかるように感じたら、力を足す前に、顔をぬらす指定を飛ばしていないか、手に取った量が表示に合っていたかを見直しましょう。目に入りそうな場所まで広がったときは、そこをさらにのばさず、製品の注意表示に従って洗い流します。洗顔の手順に置く時間が書かれていなければ、乾くまで待つ必要はありません。
ペーストが滑らかに広がるかと、すすいだときに落としやすいかは別々に確認します。手で広げやすかったからといって次回の量を増やすのではなく、使う範囲とすすぎ終えた状態まで見てから、次に確認する項目を決めましょう。
4.パック洗顔は、兼用できる表示があるときだけ

普段の洗顔とパック洗顔の二つの方法が案内されていたら、パック洗顔をする日だけ、パック用の欄を最初から読みます。製品によっては、普段は水で泡立て、パック洗顔のときは乾いた肌の指定範囲に薄くのばし、時間を置いてから水を加えてすすぎます。洗顔の欄とパックの欄で、同じ容器でも動作の順番が変わる例です。
確認するのは、塗る前の肌の状態、使用量、塗る場所、置く時間、洗い流し方、使う頻度です。たとえば「部分用」と書かれている場合は、顔全体に広げず、額や鼻、あごなど表示で案内された範囲に収めます。塗った後に水を加えて泡立てながら落とす指定があれば、待ち時間だけでなく、その後のすすぎまで一続きの手順として覚えておきます。
タイマーを使うなら、手をぬらす前に製品の指定時間を読み、使える状態にしておくと便利です。手元の表示が短時間なら、別のパックで覚えた数分という感覚に合わせず、指定時間で流します。頻度が書かれている製品も、普段の洗顔とパックの日を同じ回数で数えないよう、どちらの頻度かを見てください。
洗顔用の説明しか見当たらなければ、その洗顔手順で使います。ペーストの色や乾き方でパックに転用できるかは判断できません。専用の洗い流すパックを使う場合は、洗い流すフェイスパックの手順で、洗顔との順番や終了方法を確認できます。
5.すすいだら、ペーストが残りやすい場所を見る

泡でもペーストでも、すすぎは手持ち品の指示に合わせます。顔の中央を流したら、小鼻の横、髪の生え際、あごの下の順に、残りがないか鏡で見ます。頬から落ちていても、折れ目や髪と肌の境目では一部分だけ見落とすことがあるためです。前髪がかかるときは、洗う前に生え際が見えるようにしておくと確認しやすくなります。
特にあごの下は、正面を向いたままだと輪郭の陰に隠れます。いったん顔を少し上げ、斜めから鏡を見て、洗顔料の色が細く残っていないか確かめます。色が見えたら、タオルで先にぬぐうより、その部分に水かぬるま湯を届かせ、流してからもう一度見ます。

すすいだつもりでも小鼻の横や生え際に泡が残るときは、顔の真ん中に向けていた水を、残った位置にも届かせます。髪に泡が付いているときは、生え際が見えるように髪をよけてから流すと、残りと濡れた髪を見分けやすくなります。見える残りがなくなったら、タオルを肌に当てて水分を取り、表示に沿って次のお手入れに進みます。
次に使うときのために、一つだけ確認点を覚えておくと、手順を整えやすくなります。泡が流れやすかったら泡立てるときの水、ペーストがのばしにくかったら肌の準備、あごに残ったらすすぎの向き。パック洗顔に切り替える日は、前回の洗顔の手順ではなく、兼用の表示と時間をもう一度確認してください。
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