前髪・根元・毛先を分けて、重く見える場所を確かめます。

ヘアオイルをつけすぎたときは?ついた範囲と外出前のお直し

tokila編集部

ヘアオイルをつけたら、毛先が太い束になったり、前髪が額に貼りついたり。外出前に気づくと、ブラシやドライヤーで急いで直したくなります。まずは新しい整髪料を足さず、どこに多くついたのかを確認しましょう。毛先の一部分と根元を含む全体では、見直す範囲が違います。

この記事では、髪を乾かした後、スタイリングの仕上げにオイルをつけすぎた場面を扱います。油分を完全に落とす方法と、一時的に見た目を整える方法を分け、部分調整から洗い直しまで順に説明します。濡れた髪専用の製品や、頭皮用、アイロン前専用の製品は、容器に書かれた使い方を優先してください。

1.オイルの用途と、重く見える場所を確かめる

前髪・根元・毛先を分けて、重く見える場所を確かめます。
前髪・根元・毛先を分けて、重く見える場所を確かめます。

最初にオイルの容器を見て、乾いた髪の仕上げに使えるかを確かめます。洗い流さないトリートメントとスタイリング用は、似た見た目でも使うタイミングや量が違います。「ヘアオイル」という名前だけで、乾く前も後も同じように使えるとは決めないようにしましょう。

鏡で正面と横から髪を見て、前髪、頭頂部、耳の下から毛先を順に確認します。細い毛束が自然に分かれているのか、広い範囲が一つに貼りついているのかを見ます。髪を軽く動かしたとき、毛先だけ重い、根元も寝ている、表面だけ光っている、と場所を分けると次の手順を選びやすくなります。

束感を出す仕上げは、それ自体が失敗ではありません。さらっと下ろしたいのに前髪が固まった、軽く動かしたい毛先がまとまりすぎた、というように、したかった髪型との差を確かめます。照明の反射だけで量を判断せず、普段と近い明るさで、手触りと動きも合わせて見ましょう。

手にオイルが残っていたら、手を洗って乾かしてから髪へ触れます。多い場所を探す間に、前髪や根元へさらにオイルを移さないためです。使ったブラシにも油分が多くついている場合は、そのまま全体へ通さず、製品に合う方法で手入れした別の道具を用意します。

毛先の一部だけなら次の部分調整へ。根元や前髪まで広く重くなった場合は、洗い直す時間があるかを先に考えます。頭皮のかゆみや刺激があるときは、髪型のお直しを続けず使用をやめ、製品に記された対応に従ってください。髪の見た目だけの問題と分けて扱います。

調整を始める前に、出発までの時間と、今日はどんな仕上がりにしたいかも決めておきます。毛先の束感を残して結ぶなら、小さな部分調整で終えられることもあります。一方、前髪をふんわり下ろしたいなら、洗って乾かす時間を取るほうが目的に合います。見た目が少し変わるたびに方法を切り替えず、一つ行って確認し、難しければ洗い直す、と区切ると、髪を触り続けることも減らせます。

2.毛先の一部分なら、タオルで軽く押さえて見直す

毛先の一部分を、よく絞った清潔なタオルで軽く押さえます。
毛先の一部分を、よく絞った清潔なタオルで軽く押さえます。

毛先の小さな範囲につきすぎたときは、その毛束だけを取り分けます。清潔な柔らかいタオルを水で濡らし、滴らないようによく絞ります。タオルを髪へ強く滑らせるのではなく、毛束を挟んで軽く押さえ、表面の余分なオイルを少しずつ移すつもりで行いましょう。

片手で毛束を支え、もう一方の手でタオルを折って、気になる部分を包みます。根元まで引っ張らず、毛先をねじって絞らないようにします。一度押さえたらタオルを離し、毛束のまとまりと手触りを確認してください。変化を確かめずに同じ場所を何度もこすり続けないことが大切です。

タオルの使用面にオイルが移ったら、まだ使っていない面へ替えます。広い面で髪全体をなでると、多かった場所から別の場所へ移ることがあります。直したい毛束が隣の髪と混ざるなら、指でそっと分けてからやり直しましょう。細かく分けるために髪を強く引く必要はありません。

この操作は表面を部分的に整える方法で、髪についたオイルをすべて落とせるわけではありません。押さえても重い束が残る、べたつく範囲が広がる、何度も繰り返したくなる場合は、いったん止めて洗い直す手順へ進みます。タオルだけで元のさらさら感へ戻そうとしないようにしましょう。

髪に水分が移ったら、ドライヤーの説明書に合う距離とモードで乾かします。同じ場所へ熱を当て続けず、乾いたかを確かめながら動かします。オイルを熱で飛ばすために温度を上げるのではありません。乾いた後に見直し、まだ重いと感じたら、新しいオイルを足さず次の方法を選びます。

3.根元や全体が重いときは、洗い直して乾かす

全体が重い場合は、洗う時間と乾かす時間を確保して整え直します。
全体が重い場合は、洗う時間と乾かす時間を確保して整え直します。

前髪から根元まで広くついた、全体が一枚のように貼りついた、部分調整では足りない。そんな場合、洗って油分を落とすほうが仕上がりを組み立て直しやすくなります。出発までに、洗うだけでなく乾かす時間も取れるかを確かめてから始めましょう。

髪を洗うときは、まず髪と頭皮を十分に濡らします。いつものシャンプーを表示に沿った量で使い、指の腹で洗います。油分が多いからといって原液を何度も足したり、爪を立てたりする必要はありません。髪同士を強くこすり合わせず、泡を毛先にも行き渡らせてすすぎます。

泡立ちが弱いときも、すぐに大量のシャンプーを追加する前に、濡れ方や広がり方を確かめます。一度すすいでも落ちた感じがしない場合は、使っている製品の洗い方や注意を確認してください。何回洗えばよいかを全製品で固定せず、強い洗浄を何度も重ねる方法に頼らないようにします。

すすぐときは表面だけでなく、耳の上や後頭部も髪を分け、頭皮にお湯を届かせます。コンディショナーなどを使う場合も表示どおりに扱い、重かったからと必要以上の量を重ねないようにします。洗った後はタオルで水分を押さえ、根元と内側から乾き具合を確かめて乾かしましょう。

乾いた段階で、何も足さずに一度鏡を見ます。毛先に仕上げ剤が必要な場合だけ、乾いた髪への使用が指定されたものを、表示を基準に調整します。洗う前と同じ量をそのまま戻すのではなく、今日はどこに必要かを決めてから使います。乾かし方の基本はドライとブローの記事でも確認できます。

4.洗えないときは、油分を足さずに髪型を整える

洗えないときは、オイルを追加せず髪をゆるくまとめる方法もあります。
洗えないときは、オイルを追加せず髪をゆるくまとめる方法もあります。

すぐに洗えないときは、軽く乾いた質感へ完全に戻すことにこだわらず、今の束感を生かせる髪型を考えます。髪の長さがあれば、顔周りを耳にかける、低い位置で一つにまとめるなど、無理なくできる形を選びましょう。油分を落とした状態ではなく、一時的に見せ方を変える方法です。

手を洗って乾かしてから、気になる毛束を指でゆっくり分けます。毛先だけの束感なら、そこを残してまとめても構いません。前髪が貼りついている場合は、新しいオイルを手へ出さず、流す方向を変えるなど、引っ張らずに整えられる範囲にとどめます。

髪を結ぶ場合は、ゴムで強く締めつけて無理に平らにしないようにします。鏡で正面と横を見て、結んだ部分に痛みや強いつっぱりがないかも確認してください。表面のツヤを均一にしようとして、少なかった場所へオイルを足すと、全体の重さが増えることがあります。

手持ちのフェイスパウダーや食品の粉を、自己判断で髪へ振りかける方法は選ばないようにしましょう。髪用のべたつき対策品がある場合も、対象となる汚れや使い方を確認してから。皮脂や汗向けの製品が、つけすぎた整髪料を同じように落とすとは限りません。

高温のアイロンを繰り返し当てて軽さを戻そうとするのも避けます。オイルと熱器具のどちらにも使用条件があるため、アイロン前に使える製品か、髪が十分に乾いているかを先に確認します。時間ができたら洗って整え直し、応急処置の上にさらに整髪料を重ね続けないようにしましょう。

5.次回は表示の量を基準に、つける場所を分ける

手持ち品の表示を基準に、手へ広げてから指定された場所へ少量ずつなじませます。
手持ち品の表示を基準に、手へ広げてから指定された場所へ少量ずつなじませます。

次回の準備では、容器に書かれた使用量とタイミングを最初に確認します。同じ一プッシュでもポンプの出る量は違い、オイルの質感も異なります。「ミディアムなら何プッシュ」と一律に決めず、使う製品の目安と自分の髪の長さ・量を合わせて考えましょう。

少量ずつ調整できる製品なら、一度に必要そうな量を全部出さず、表示の範囲で段階を分けます。手のひらと指の間へ薄く広げてから、指定された場所になじませます。毛先中心に使う製品は、最初に毛先と内側へ。前髪だけに最初の多い量がつかないよう、触る順番も決めておきます。

根元には一切使えない、とすべてのオイルを同じ扱いにする必要もありません。根元付近への使用を想定したスタイリング剤もあるため、手持ち品の表示を確かめます。根元をふんわり見せたい日と、タイトにまとめたい日でも、求める仕上がりは違います。目的と使用部位を合わせてください。

一度なじませたら鏡で全体を見て、足りない場所だけに追加するかを決めます。手に残った分を必ず前髪へ使い切る必要はありません。手肌にも使える指定がない製品は、ハンドケア用に転用せず洗い落とします。使い終えた手や道具から、あとで前髪へ移ることも防げます。

うまくいった量と場所を、「表示の目安から少なめに分け、毛先を先につけた」など具体的に残しておくと、次回に役立ちます。量、場所、順番のうち困った点を一つ選び、そこから見直しましょう。髪のお手入れを整理したいときは、ヘアケア品の役割と選び方も合わせて読んでみてください。

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