コントロールカラーの使い方。グリーン・イエローほか全6色の効果
「くすみ」「赤ら顔」「青いクマ」など、肌の色調トラブルで悩んだことはありませんか?そんな悩みを解決してくれるのが、コントロールカラーという補正下地です。しかし、どの色が自分の肌悩みに合うのか分からずに取り入れられずにいる方も多いのではないでしょうか。
今回はコントロールカラーの使用目的と魅力、上手に使うポイント、「くすみ」「赤味」「青み」といった肌の色調悩みに合わせた色の選び方と使い方を紹介します。肌の色が均一に整うと、肌が格段に綺麗に見えますよ。ポイントをおさえて理想の肌を目指しましょう!
コントロールカラーの基礎知識
ニキビや小鼻の赤味、血行不良による青クマなど肌の色調補正を目的として使用される化粧下地を「コントロールカラー下地」といいます。
対立する性質をもつ色同士は互いの色を打ち消し合うという、色相環の補色効果を応用した化粧下地で、緑・青・ピンク・オレンジなどカバーしたい悩みに合わせてカラーを選択します。
コントロールカラーを取り入れるメリット
魅力①様々な色調の悩みをカバー
カラー展開が豊富なため、肌の様々な色調悩みをカバーしてくれます。
魅力②ファンデーションの厚塗り防止
肌色の補正が完了している肌は、ファンデーションの厚塗りをしなくても肌が均一に整います。ファンデーションを厚塗りする必要がなくなるため、化粧崩れ防止にも効果的です。
魅力③ナチュラルなカバー力
広範囲の肌悩みを自然にカバーしてくれるコントロールカラー。
コンシーラーのように厚塗り感や色ムラが出にくいので、気軽に活用できます。
コントロールカラーを上手に使うポイント
コントロールカラーには、ふたつのタイプがあります。
- 全体使いができるタイプ
- 部分使いに適したタイプ
全体用は化粧下地の代わりになるものです。
色の系統はイエローやピンク、パープル系が主流。
質感は、塗り広げやすいように柔らかめのものが多くなっています。
部分用は、ピンポイントで塗りやすいよう固めの質感になっています。
グリーン・ブルー・オレンジ系のコントロールカラーは、基本的には部分用と考えておきましょう。
コントロールカラーを使うタイミング
コントロールカラーは、スキンケアで肌を整えて化粧下地を塗ったあとに塗ります。
コントロールカラーと化粧下地の違い
下地は肌の表面をなめらかに整えて、ファンデーションの仕上がりを良くするもの。コントロールカラーは、肌色の悩みに特化して特定範囲をカバーするものです。
化粧下地兼コントロールカラーといったアイテムもありますが、基本的には役割が異なるので部分用コントロールカラーは化粧下地と併用するのがおすすめ。
コントロールカラーを上手に使うポイントは、『色選びと使い方』にあります。気になる肌悩みに合った色を選びましょう。
悩みに合ったコントロールカラーの色選びをお伝えします。
くすみでお悩みなら、ピンク・ブルー・パープルのコントロールカラー
どんよりとツヤのないくすみ肌は、気分まで暗くなってしまいますよね。
黄ぐすみや茶ぐすみなどの様々なくすみやクマをカバーしてくれるコントロールカラーは、以下の3色。
- ピンク
- ブルー
- パープル
気になる部分に薄くのせたあと、中指と薬指の腹で軽く叩き込みます。
境目を指で少しぼかして肌の色と馴染ませましょう。
それぞれの色によってカバーできる悩みや相性のいい肌質が少し違います。 色ごとに詳しく知り、自分にぴったりな1色を見つけてくださいね。
ピンクのコントロールカラーの特徴
- 紫外線を浴びていないのに肌がくすんでいる肌
- 青黒いクマができる
- 「不健康そう」「疲れて見える」と言われたことがある
こうした悩みがある方は、くすみを補正しながら肌を明るくする効果のあるピンクがおすすめです。程よい血色感を演出してくれるので、健康的な明るい肌色に仕上げてくれます。
ただし、コントロールカラーに使用されるピンクは膨張しやすいので、肌の色が普通〜黒い人が使うと腫れぼったい印象になってしまいます。肌浮きしないか事前に試して、自分の肌色にぴったりのピンクを使用しましょう。
ブルーのコントロールカラーの特徴
- 紫外線などによる黄ぐすみが気になる
- 黄味の強い肌
- 涼しげな印象になりたい
黄ぐすみには、黄味をおさえて透明感を出してくれるブルーがおすすめ。
コンシーラーなどではカバーしきれない広範囲の黄味を改善してくれます。
ただし、色白の人が使用すると、血行が悪く見えてしまうのでおすすめできません。
パープルのコントロールカラーの特徴
- 血色が悪い、くすんでいる
- 透明感のない肌
- 清潔感のある肌になりたい
パープルはブルーとピンクを合わせた色なので、血色感と透明感を同時にゲットできる優秀なカラーです。
顔の赤味を抑えながらも血色を良く見せてくれる効果があるので、ぼんやりした顔色がパッと明るくなり、華やかでツヤやかな印象の肌を演出してくれます。
肌の赤味でお悩みなら、イエロー・グリーンのコントロールカラー
赤ら顔やニキビの跡など、顔の赤味は特に目立つので気になりますよね。そんなときにおすすめしたいコントロールカラーは「イエロー」と「グリーン」です。肌色に合わせて色を使い分けるのがポイントです。
一般的に、黄味のある肌(イエローベース)にはイエロー系、肌に赤味がある肌(ブルーベース)にはグリーン系のコントロールカラーがおすすめです。
イエローのコントロールカラーの特徴
- 赤いニキビ痕がある
- 肌全体がくすんでいる
- 薄めのクマやシミがある
イエローは赤味を消し、色沈みを改善してくれる効果があります。
特に赤いニキビ跡をカバーするのに最適です。
日本人の黄味がかった肌色に馴染みやすく、健康的な肌に見せてくれる効果もあります。
比較的扱いやすいカラーなので、初心者さんにもおすすめです。
グリーンのコントロールカラーの特徴
- 頬、小鼻の横、目の下の膨らみに赤味がある
- 赤ら顔、顔に赤味がある
- 赤いニキビ跡がある
赤の反対色である緑をのせることで、コンシーラーで隠しきれないような強い赤味もカバーしてくれます。
とくに頬、小鼻の横、目の下のふくらみの赤味にもグリーンがおすすめ。
グリーンのコントロールカラーは、顔色を均一にしてくれる効果も期待できます。
一方、発色が強いので、使用するときは気になる部分にスポット的に使用するのがポイント。顔全体に使ってしまうと青白くなり、顔色が悪く見えてしまうので注意しましょう。
青ぐすみや茶グマでお悩みなら、オレンジのコントロールカラー
オレンジのコントロールカラー
- 寝不足や血行不良による青ぐすみ
- 口周りのうぶ毛の剃りあとの青味
- 茶グマが気になる
一般的には「クマを隠す色」として使用されることの多いオレンジ。濃いクマや影がでる部分に有効なカラーです。
青の補色であるオレンジを使うと、青味を補正することができます。さらに、肌の表面をなめらかに整えてくれる効果も。
ただし、青味や茶グマのできやすい目元は、ヨレやすいので薄く塗るようにしましょう。
まとめ
コントロールカラーは、部分的な肌トラブルから広範囲の肌悩みに合わせて色を仕込むことで、肌の色を均一に整えてくれる便利なアイテム。
色選びと使い方をマスターして、理想の肌を手に入れてくださいね。
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